子宮肉腫とは?


子宮肉腫とは、子宮に出来る腫瘍で子宮体癌と並んで悪性の腫瘍となり、危険な子宮の病気となり、命にかかわる病気になります。子宮体癌は、子宮の内側の上皮の組織から出来てしまいますが、それ以外の腫瘍を子宮肉腫と言います。

そして、よく似ているのが良性の腫瘍の子宮筋腫です。出来るか所や症状が似ているため、一見、子宮筋腫にも見えて間違えやすいようです。

子宮筋腫が、大きくなると子宮肉腫になってしまうという例もあります。発症される方は、ごくまれな「子宮肉腫」ですので、安易に判断はしない方が良いようですね。


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原因は?


子宮肉腫になってしまう原因は、きちんとした原因が判明していないのが現状です。諸説ありますが、突然変異や遺伝子の異常や骨盤に放射線を浴びた治療を受けた経験がある方は、この子宮肉腫になる恐れがあるようです。

しかし、どれも可能性のひとつにしか過ぎません。

症状は?


初期の場合は、症状が出にくく自覚できない場合も多いようです。

進行していけば、生理ではないのに出血したり生理時の出血量が増える、下腹部痛やおりものが増えるなどの症状はあらわれます。子宮肉腫の大きさや進行状態によっては、他の臓器を圧迫されて腹痛を感じたり、頻尿や便秘と言った症状も見られるようです。

子宮筋腫にも、生理時の出血量が増えるような症状があるので、間違える方もいるようです。

腫瘍の大きさとスピードは?


子宮肉腫となると、腫瘍の大きくなるスピードがとても速いのが子宮肉腫の特徴です。全く腫瘍がなくても、4~5ヶ月の間にゴルフボール程度の大きさにまで成長してしまうこともあるようです。

子宮筋腫になっていたのが、子宮の大きさが通常は鶏卵ほどの大きさなのが、子宮筋腫だからと言って安心していたら、20㎝も超えるような大きさになっていて、子宮肉腫だと診断されたという事もあります。


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ステージ別進行状態や生存率


子宮肉腫は、ステージごとに進行状態を表します。

ステージⅠ期:子宮の中のみで子宮頚部にも出ていない状態:生存率は約50%以上

ステージⅡ期:子宮の中と子宮頚部にまで広がっている状態:生存率は約10%未満

ステージⅢ期:子宮の中にとどまらず外まで広がっており、骨盤内にとどまっている状態:生存率は約10%未満

ステージⅣ期:子宮の外に広がっており、膀胱や直腸、骨盤も越えて他の臓器などにも転移している状態:生存率は約10%未満

見てわかるように、ステージⅠ期以外は生存率がごくわずかな数値になっています。それぐらい、生命にかかわり危険な病気とも言えます。何事にも早期発見、早期治療が重要です。

治療方法は?


子宮肉腫は、子宮全摘出が前提となります。その他、化学治療、放射線治療や抗がん剤の服用なども合わせて行います。

腫瘍の成長スピードがとても速いので、転移の可能性も十分に高くなってしまいます。そのため、放射線治療や抗がん剤の治療も行い転移の阻止をしていきます。

検査方法は?


MRIやCT検査の他に、超音波の検査をしてから判断をします。しかし、子宮筋腫と似ていて見分けがつきにくい場合は、細胞診や組織診を行ってから診断されます。これは、細長い器具を入れ採取し検査を行います。痛みはほとんどないようですが、少し痛みを感じたり出血が生じる場合もあるようです。

内診は中には、膣に指を入れ状態を直接判断する方法です。

まとめ


子宮肉腫は、発症してしまったら最後と言われるほど、とても危険な病気です。完治も難しく、再発や転移をしないように治療後は努めなくてはいけません。

また、自覚症状も見られないので、不正出血や生理不順などは安易に判断して放置せず、一度、病院に行き診察を受けましょう。生理不順などは、ピルなどの服用により改善もできますので、少しでも異変を感じたら病院に行ってみてくださいね。