何だか下腹部に違和感があり、生理かな?と思ってたら妊娠していたという方もいるでしょう。その違和感に痛みが加わったり、このままで大事かなと不安になったり悩みの多い時期です。

そして下腹部と一言でいっても左右の片方だけに痛みがあるように感じるものもあるので疑問に思う方もいるでしょう。そんな片方だけの痛みについてどのような原因があるのかまとめてみました。


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■右側の下腹部に痛みを感じる


妊娠の超初期症状として、右側の下腹部痛を訴える方がよくいます。

これは、妊娠によりプロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が増加します。主な働きとしては子宮の収縮を抑えたり、赤ちゃんを育てるために子宮を大きくしたりと赤ちゃんの成長を手伝ってくれます。

この際に、子宮が大きくなれば支えていた周囲の靭帯なども引っ張られるので、それに伴いよく右側の下腹部の痛みを感じる方がいるのです。赤ちゃんが無事に育っているが故の痛みなのです。チクチクしたり突っ張るような違和感があるでしょうが、痛みや違和感が引くまで体に負担をかけず横になったりしましょう。

痛みは遅くても安定期に入るまでになくなるひとが大半です。しかしあまりにも痛みがひどい場合は虫垂炎の疑いがあります。

虫垂炎は放置しておくと腹膜炎を引き起こしてしまい、深刻な状態になってしまいます。また、過去に盲腸になったことのある方は妊娠をきっかけに再発することがあります。おかしいなと感じたらすぐにかかりつけの産婦人科を受診しましょう。

■左側の下腹部に痛みを感じる


左側に痛みを感じる場合は排卵が原因で卵巣が腫れていることがあります。いわゆる「排卵痛」です。これは妊娠直前の症状ですが、左側の下腹部痛としてよくあるものです。

そして受精卵が子宮内膜に潜り込み着床することによって生じる「着床」の痛みであることがあります。

どちらもチクチクッとした痛みで誰にでもあるわけではありません。なお、着床による痛みは生理予定日前後に起こる妊娠超初期の症状で3日前後でおさまることが大体です。

激しい運動をしたり、多少無理をしたからといって妊娠の成立に影響のあるものではないので特に行動に制限はありませんが、痛みを感じたときは無理せずに過ごしましょう。

また、着床の痛みを感じた場合はこれからの妊娠生活のためにもタバコを吸う方は禁煙、普段からお酒を飲む方は禁酒するなど生活改善をしましょう。


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■違和感や痛みと一緒に確認すべきこと


激しい痛みでなければ特に心配のない左右の下腹部痛ですが、これと同時によく確認しておきたいのは、出血があるかないかです。また出血がある場合はその色(茶褐色や鮮血など)・形状や様子(ドロッとしたもの等)・量などを把握しておいてください。

鮮血のものや何らかの組織を含んだような塊が多量に出ていなければ次回の検診で伝えるといいでしょう。自分で判断つかなかったり、どうしても不安な方は産婦人科で電話で相談しましょう。鮮血や血の塊が多量に出た場合は、子宮外妊娠や流産の可能性が考えられるので迷わず早急に産婦人科を受診してください。

■自分の体の変化に敏感でいましょう


おかしいなと感じたら、何よりも優先して産婦人科に相談したり受診するようにしてください。

何かひっかかりながら下腹部痛はよくあること、大したことないと自分の勘を無下にして取り返しのつかないことがあってはいけません。ここでまとめたのはあくまで「よく言われていること」です。いち早く異変に気付いてお腹の赤ちゃんを守ってあげられるのはお母さんだけです。

つわりだろう、妊娠初期症状だろうと決めつけず、自分の体には敏感でいましょう。