初めて妊娠する方はわからない事ばかりで不安も多いと思います。経産婦の方でも、前の妊娠の時とは様子が違う事があると気にすることもあるでしょう。

お腹が膨らみ始めたり、胎動があるまではどうしても直接赤ちゃんの様子を感じられることが少ないのでちゃんと育ってるかな、大丈夫かな?と不安になることも多いでしょう。

そんな不安の多い妊娠初期でよくある「腹痛」は妊婦さんを心配にさせる一因ですが、その腹痛の種類をまとめてみました。


スポンサードリンク


■子宮が大きくなることに伴う腹痛


人によってはお腹が引っ張られる・突っ張るような痛みや、チクチクするような痛み、グッと何かに子宮が掴まれるような痛みだったりします。また腹痛と共に腰回りもだるい、足の付け根にも違和感があるという人もいます。

これらは、これから赤ちゃんを育てる準備として子宮が大きくなるに伴い、周囲の靭帯や骨盤が急激な変化に対応しようとする痛みです。子宮を支えるための靭帯や骨盤が頑張っている証拠です。しかし、冷えや疲労、ストレスによってこの痛みが助長されることもあるので冷え対策をしっかりとり、疲れを感じる前にこまめに休憩し、心穏やかに過ごすようにしましょう。

働いている方は特に注意が必要ですね。疲労などが蓄積されとこの下腹部痛だけでなく、つわりをひどくすることもあるので、可能であれば仕事をお休みして静養するのがベストです。

そして個人差はありますが、この痛みは胎盤が完成する14~16週頃には落ち着いてきます。心配のいらない痛みなので、安静にして様子を見ましょう。


スポンサードリンク


■下痢や便秘による腹痛


妊娠すると、体の中で大きなホルモンバランスの変化が起こります。下痢や便秘もその中の1つでよく起こる妊娠初期の症状として挙げられます。

妊娠やその継続を助ける「プロゲステロン」という黄体ホルモンが子宮の収縮を抑止するのと同時に、腸の活動にも影響を与えてしまうことがあるので下痢や便秘を引き起こします。しかしこれらも妊娠継続には問題のない正常な現象なので水分をたくさんとり、体を暖めて様子を見ましょう。なお、プロゲステロンは妊娠8~9ヶ月まで多量に分泌されつづけ、そこから分娩に向けて減少していきます。

下痢や便秘で用を足すときに、お腹にこんなに圧をかけて大丈夫かな?と不安になる方もいるでしょうが、これぐらいは全く問題ありません。しかし、あまりに長期間下痢が続いたり、症状が激しい場合は脱水の恐れやウイルス性胃腸炎など別の原因が潜んでることもあるので、かかりつけの産婦人科に相談してください。

■流産とリンクする腹痛とは


下腹部にズキズキとした激痛が継続的にあり、歩くことが困難になったり、うずくまって動けなくなるレベルのものが流産と関係していることがあります。出血をしている場合は量や状態にも注意しましょう。その出血が鮮血で茶色っぽいものであるか、ドロッとしたものかサラサラしたものであるかなど把握しましょう。激痛に併せて出血量も多い場合はとても危険です。

また、病院の受診がまだの方や週数が早すぎてまだエコーで胎嚢の確認が出来ていない方は稀に子宮外妊娠の場合があります。
激しい腹痛があった場合には早急に産婦人科を受診してください。

■受診を躊躇わない


激しい腹痛や出血量の基準や判断が自分でつかなくて迷ったり、自身の勘に何か引っ掛かる、気になる場合は迷わずかかりつけの産婦人科を受診してください。我慢してしまうのが一番よくないです。この程度で受診していいのかな…などの心配よりも、自分と赤ちゃんの安全を優先しましょう。

小さなサインを見逃さないよう、自分の体の変化には敏感でいましょう。