妊娠4ヶ月に入ると、つわりも落ち着きはじめて体調も上向き出した方も多いのではないでしょうか。一般的に流産の確率が高いと言われている時期が過ぎて、胎盤も完成間近であとは安定期を待つのみと思っていたら突然の腹痛…一抹の不安が頭を過ることでしょう。大半は心配のないよくある下腹部痛なのですが、お母さんとしては不安になりますよね。

この妊娠4ヶ月という、妊娠初期も終わりに差し掛かった時期に生じる腹痛はどのようなものがあるかまとめてみました。


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■便秘や下痢による腹痛


妊娠中は便秘や下痢などのトラブルが多いものです。妊娠が成立すると、妊娠を継続させるためのプロゲステロンという黄体ホルモンの関係で内臓器管の働きに影響が出ることがあります。それによって胃腸の運動が鈍くなり、便秘や下痢を起こしやすくなります。加えて、つわりが続くと食生活にも偏りが大きくなるので便秘しがちになることでしょう。

更に吐きつわりの方には水分が不足することが多く、尚のことです。下痢にしても便秘にしても、体を暖めて常温の飲み物をこまめに摂るように心がけましょう。そして妊娠中は自律神経が乱れやすい時期のでその影響も充分に考えれます。

基本的には下痢や便秘によって流産する可能性はかなり低いのですが、あまりに症状が酷かったり長期的だったりするとお腹に圧がかかっていい状態とは言えません。そういう場合は早めに産婦人科に相談して対処するようにしましょう。また、妊娠中は抵抗力が低くなっているのでウイルス性の胃腸炎や食中毒などの病気の場合もあるので注意しましょう。

■流産による腹痛


流産といえば激痛を伴うものというイメージがあるでしょう。実際はそういう症状も多いのですが、何となく違和感があるなといった感じであったり、生理痛のような痛みが続くなと思っていたらお腹の中で赤ちゃんが既にいなくなっていたということもあります(稽留流産)。一概に流産には激痛が伴うとは言えないので、痛みが弱いからといって流産の可能性がないとは言えません。

痛みが大したことないから病院に行きづらいなどの考えはせずに、不安に感じることがあればすぐに産婦人科に相談するようにしましょう。痛みの他にも、出血があるかどうかも併せて注意しておきましょう。

また切迫流産という、流産が切迫しているが赤ちゃんは生きているというものもあり、通常の流産と同じような症状が出ることもあります。切迫流産は早急に正しく対処すれば妊娠を継続することが充分に可能なので、腹痛のサインには敏感でいましょう。


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■赤ちゃんの成長による腹痛


この時期の赤ちゃんの急成長はものすごいスピードです。同じ妊娠4ヶ月でも12週目と15週目では赤ちゃんの体重は倍ほどになっています。そんな急激な赤ちゃんの成長に、元々小さいサイズだったのにどんどん押し広げられる子宮は悲鳴をあげることもあるでしょう。

下腹部がチクチクと痛んだり、生理痛のように下腹部や腰回りが重かったり痛かったりすることもあります。人によっては足の付け根に違和感や痛みを感じる方もいます。痛みを感じたら横になりおさまるのを待ちましょう。

■妊娠初期ラストの月、無理せず過ごしましょう


妊娠4ヶ月になると見た目でもお腹がふっくらしてきている方もいるでしょう。エコーも経膣エコーから経腹エコーに変わったりして、お腹の赤ちゃんがどんどん成長していってるんだななどと何かと実感する時期かと思います。しかしまだ妊娠初期、何があるかわかりません。用心しすぎるに越したことはないのです。何か痛みを感じたり、今までなかった違和感を感じ取ったら迷わずに産婦人科に相談しましょう。