妊娠5ヶ月に入るとつわりも終わり、食べ物も美味しく感じてついつい食べ過ぎてしまう方も多いことでしょう。この頃から新たな課題となるのがズバリ体重管理です。あまりに増えすぎるとあらゆるリスクが発生して百害あって一利なしの状況に陥ってしまいます。


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■体重増加の目安はどれくらい?


昔は妊娠すると、赤ちゃんの分も含めて2人前食べなさいという方もいましたが、2人前も食べてしまうとあっという間に体重オーバーです。妊娠中はホルモンの影響によって妊娠前より太りやすい体質になります。それに加えて過度な食事制限や激しめの運動も出来ないので妊娠前のダイエットよりも難しいという人もいるでしょう。

妊娠中の体重管理の基準としては、妊娠前のBMI値というものを出してそれを基準に見ていきます。BMI値は妊娠前の体重kg÷(身長m×身長m)で求めることが出来ます。そして、その数値が18未満の方は痩せ気味に分類され、元々の体重が軽いことから10kg前後の増加が許容範囲です。

18~24の方は標準体型で7~10kgぐらいまで、25以上の方は数値上で太り気味なので増加は5~7kgまでに抑えるようにしましょう。また、体重管理に目を光らせている産婦人科もあり、このBMI値よりも更なる制限をかける産婦人科もあります。病院の方針や妊婦さんの体質を個別に見てそれぞれな体重設定もあるのであくまで目安として見ておきましょう。

■逆に体重が増えづらい…


妊娠前から痩せ気味で、妊娠した今も思うように体重が増えないという方も中にはいるでしょう。体質なので仕方ないといえばそれまでなのですが、お母さんが痩せ気味だと赤ちゃんも小さく産まれてくることもあります。赤ちゃんに回す栄養が少なくなっていることがあるからです。バランスのよい食事をするのがベスト無理に食べても体に悪いので、不安に感じたら早めに産婦人科に相談するようにしましょう。


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■体重が増えすぎるデメリット


体重が増えすぎると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群のリスクが高くなります。妊娠糖尿病になると血中の血糖が高くなり異常を来して、体の弱い巨大児になってしまったりとお腹の赤ちゃんにまで影響が出てしまいます。妊娠高血圧症候群は、名前のとおり高血圧や・むくみ・尿タンパクなどの症状が現れ、胎盤の機能が低下します。

それによって赤ちゃんに栄養や血液などが届きにくくなり発達に影響し、早産や最悪赤ちゃんがいなくなってしまうこともあります。また、お母さんも命の危険に晒されることもあるのでくれぐれも注意しましょう。

その他にも脂肪の付きすぎで産道が狭くなって赤ちゃんが降りて来づらかったり、微弱陣痛が続いたりとお産の本番でトラブルが多く、体重管理が出来ていた妊婦さんと比べると運動量も少ないという方も多いので体力もないので難産になることも多いです。

■全ては赤ちゃんと自分のために


妊娠前もダイエットに成功したことがなく、体重管理に自信がないという方もいるのではないでしょうか。日頃から規則正しい食生活をして食べ過ぎないように自制すればよいのですが、これは言葉以上に難しいことです。

まずは自分の食べたものを毎食、カレンダーや手帳に書き出して、後から客観的に自分の食事内容を見るといけなかった部分が見えてきたりするものです。削れるものは削ったり、栄養バランスを改めたりと見直すことができます。

また、1日1回は怖くても体重計に乗るようにしましょう。毎日の体重を把握することは非常に大切です。1週間の増加は500グラム以下で抑えるようにしましょう。体重管理は人によっては過酷なものになるでしょうが、母子ともに健康に安全なお産をするために前向きに頑張っていきましょう。