赤ちゃんを授かったとき、幸せいっぱいでこれからの生活に希望を抱く人もたくさんいる中、喜び半分・不安半分といった方もいるでしょう。

その感情には出産まで赤ちゃんは無事に育つんだろうか、赤ちゃんを無事に産むことが出来るんだろうかなど様々です。また、赤ちゃんは健康に産まれてきてくれるのだろうかという不安もあるでしょう。五体満足であるかの他にダウン症などの不安を持つ方も多いです。そんな方が興味を持つのは「羊水検査」でしょう。

ここでは羊水検査とは何なのかを見ていきます。


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■羊水検査とは?


羊水検査とは、出生前診断と言われる検査の1つで、新型出生前診断により陽性が認められた方が進む次のステップの検査です。高齢出産であればあるほどダウン症などの染色体異常の赤ちゃんが産まれる可能性が高く、35歳以上の妊婦さんが検査を受けることがあります。

検査の方法としては妊婦さんの羊水を少し抜き取り、羊水から遺伝子や染色体異常の有無を調べるものです。また、妊娠15週から検査が可能になりますが、羊水の量などを鑑みて妊娠16週前後に受けるように勧められることが多いです。

■羊水検査によってわかること


羊水検査によって、染色体数の異常や開放性二分脊椎や無脳症などの神経管奇形などを調べる事ができます。羊水検査をすることによって何らかの異常がわかる確率は8割程度です。

具体的には下記のような事がわかります。


・21トリソミー


一般的に言う「ダウン症」です。21番染色体が3本あることが特徴です。

妊娠から無事出産までたどり着ける21トリソミーはおよそ2割程度で、産まれてきた子は先天的な心疾患を持っていたり、精神や知能の発達に遅れが見られます。健常者より短命であり、50代くらいで寿命を迎えてしまう方が多いです。

・18トリソミー


「エドワーズ症候群」とも呼ばれ、18番染色体が3本あることをいいます。妊娠中に5割から9割が自然淘汰としてこの世に産まれて来ることができません。無事に出産にたどり着いたとしてもとても短命で、長くても1年程しか生きられません。

母体の加齢が原因でこの染色体異常を起こしている事が多いです。

・13トリソミー


「パトー(プット・ペイトー)症候群」ともいい、13番染色体が3本あることを言います。重度の知的障害を抱え、脳や心臓などに奇形があることがあります。18トリミソーと同様でとても短命なのが特徴です。

これらの他にも、ターナー症候群なども染色体の異常によるものです。


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■羊水検査のリスク


検査の際は羊水を採取するために、注射器のようなもので直接子宮から羊水を抜き取ります。お腹に針をさして子宮へ…こうする事によって、子宮には極めて小さいものですが穴が開きます。それが原因で稀に子宮収縮を起こしたり破水したり出血したりというリスクが少なからずともあります。

そしてここまでやったからといって確実な結果が出るものではありません。その上費用も15万円から20万円前後と高額で検査が必要だと思っている方もこの金額によって1歩下がってしまっていることがあります。

何故羊水検査をするのか、目的や覚悟を明確に把握してから検査をしましょう。

■羊水検査が陽性だったら


羊水検査の結果を踏まえて家族でよく話し合う必要があります。

結果を受け入れた上で、このまま妊娠を継続してどんな子が産まれて来ても、ありのままを受け止めるという道もありますが、もしかしたら家族にとって辛い命の選択を迫られることもあるでしょう。

家族で決めたこと・選んだことに正解不正解はありませんが、最後に今お腹に命を宿しているお母さん自身が改めて自分の気持ちがどうなのかをよく考えましょう。