■妊娠8ヶ月の逆子の原因と見分け方


妊娠中期くらいまでは子宮のスペースに余裕があり、赤ちゃんは自由に羊水の中を泳いでクルクル回っていました。そのため、妊娠中期で逆子になっていることがあってもまだまだ動き回るので胎位が確定しないことからまだ逆子なのは気にしなくていいよと産婦人科医から言われる方が殆どだったでしょう。

妊娠後期に子宮内に動くスペースが無くなってきてクルクル動き回ることは困難になります。後期になると赤ちゃんの頭は自然と下を向くものですが様々な原因で赤ちゃんの頭が下を向かず逆子状態であることがあります。逆子になる原因としては下記のものがよくあります。


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・お母さんの骨盤が小さい

お母さんの骨盤が小さいと赤ちゃんの頭がはまらずにいることがあります。小柄な女性によくある逆子の原因です。

・冷えやストレスによるもの

生活習慣が悪く冷え性であるお母さんや、精神的にストレスを抱えているお母さんがよく逆子になる傾向が見られます。

・子宮筋腫や子宮の奇形

赤ちゃんが頭を下に向けるにつき、子宮内で邪魔(筋腫)があったり、下を向きづらい子宮の形(子宮の奇形)であったりすることです。

・羊水の量が多すぎる、少なすぎる

子宮内の羊水の量が安定しないと赤ちゃんの胎位もなかなか安定しません。

また、逆子の見分け方として産婦人科のエコーで発覚することがほとんとです。ベテランの産婦人科医や助産師さんならお腹の触診だけで逆子の具合がわかります。

■逆子の種類


一言に逆子と言っても様々な胎位の逆子があります。

・単臀位(たんでんい)

赤ちゃんの姿勢がV字になっており、分娩すると赤ちゃんはお尻から出てくる形になります。

・全複臀位(ぜんふくでんい)

赤ちゃんのお尻や両足が下にある状態です。

・不全臀位(ふぜんでんい)

単臀位と全複臀位の中間で、片足を伸ばして上げて(単臀位の状態)、もう片足を曲げて下にある状態(全複臀位の状態)です。

・全膝位(ぜんしつい)

赤ちゃんの姿勢が膝まづいているようになっており、分娩すると赤ちゃんの膝から出てくる形になります。  

・不全膝位(ふぜんしつい)

片方の足を曲げて、もう片方の足を伸ばして立っているよう姿勢です。

・全足位(ぜんそくい)

赤ちゃんの両足が下に向いて伸びている状態です。

このように逆子でも様々な姿勢が存在します。
また、足位や膝位は自然分娩のリスクが高すぎるので帝王切開となります。


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■逆子は胎動でわかる?


病院のエコーで逆子であることを確認する以外に、お母さんがお腹の赤ちゃんの胎動で逆子かどうかを把握する方法があります。

膀胱や肛門付近あたりでモニョモニョとした胎動があった場合やお腹の下の方での刺激が逆子には多いのです。通常(赤ちゃんの頭が下を向いている。頭位という)は、胃や肋骨のあたりに胎動を感じるものなのですが、逆子の場合は全くの逆ということになります。また、逆子だとお腹が張りやすい傾向があるので切迫早産などには充分に注意しましょう。

■妊娠8ヶ月の逆子対策


妊娠の経過によって担当医の指示が違います。経過が問題のない妊婦さんならば逆子体操をすすめられることがあります。

床に仰向けに寝転んで、お尻を天井に突き上げるようなものであったり(仰臥位)、うつ伏せになって膝をつき、お尻を出来る限り天井に突き出すものであったり(胸膝位)、お腹の赤ちゃんの姿勢に応じて逆子体操もそれに適した種類があります。

また、冷えが原因であろう方は鍼やお灸が効果的である場合があります。冷えた体の血行を良くして赤ちゃんの動きの活発化が狙えたら効果ありといったところでしょう。鍼やお灸を試したい方は事前に必ず担当医に相談して許可を取るようにしましょう。