■妊娠9ヶ月とはどんな時期


妊娠9ヶ月は週数でいうと妊娠32週から35週にあたり、臨月目前でお産まであと少しです。赤ちゃんの体もかなり出来上がり、外の世界に産まれ出ても充分に生きていけるくらいの成長をしています。

この時期には赤ちゃんを迎える準備や入院準備も終わらせておきましょう。里帰りを検討している方は遅くても妊娠35週までには里帰りしておきましょう。また、上の子がいる場合は入院中の預け先などを改めて確認しておきましょう。

里帰り出産で両親が上の子を見てくれる以外は、ご主人が休んで上の子を見るのか、一時的に保育園などに通うのかなど、この時期に再度確認しておかないといざ入院というときに手違いがあったら大変です。心配事なくお産に挑むためにも身重で大変ですが事前準備を怠らないようにしましょう。


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■妊娠9ヶ月の赤ちゃんの体重と状態


妊娠9ヶ月頃の赤ちゃんはほぼ新生児と同じ状態にまでなっています。しかしまだ完全ではないので、お産に向けて急ピッチで仕上げとも言える成長をします。ちなみに肺の機能は妊娠9ヶ月終盤にようやく完成します。

この頃の赤ちゃんの身長はおよそ43~45センチほど、体重は妊娠9ヶ月序盤の妊娠32週では1500グラム~1700グラムほどだったのが終盤の妊娠35週には2500グラムを超える赤ちゃんもいます。

赤ちゃんは更に丸みを帯びてぷっくらとしてきており、経腹エコーで赤ちゃんの様子を見ようとしても素人がパッと見た感じでは何処がどのパーツだかわからないくらい大きくなっています。へその緒も立派になり、静脈と動脈が力強くへその緒を走っています。

赤ちゃんが暮らす子宮内では羊水の量がピークに達しています。赤ちゃんは羊水を飲んで排泄し、産まれたときのために乳を飲む練習をしています。

性差もハッキリとわかるようになっており、男の子は精巣が体内から陰嚢に降りてきて、女の子は大陰唇がくっきりと確認できるようになります。

骨もかなりしっかりしてきており、かなり硬くなっています。頭蓋骨はお産のときに骨盤や産道を通る関係で柔らかいままですが正常な発育です。頭蓋骨は産まれてから硬くなるようになっています。

また、この時期に逆子の赤ちゃんはそろそろ対策が必要になってきます。対処法は逆子の原因や胎位により様々ですが、よくある方法としては逆子体操によってお母さんが赤ちゃんの胎位を正常な位置に導く方法があります。冷え性の方はお灸や鍼などで血行を良くして赤ちゃんの動きを盛んにして頭を下に向けさせる方法もありますが、やる前には必ず産婦人科医に相談してからにしましょう。


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■妊娠9ヶ月のお母さんの様子


妊娠9ヶ月にもなるとお腹がかなり大きくなっているので日頃の生活にもますます注意が必要です。足元が見えづらくなっている上に、お腹の関係で重心が前になっているので転倒に気を付けましょう。

赤ちゃんの大きさによって体内部の内臓が圧迫されて体調が優れなかったり頻尿になったりする方もいます。赤ちゃんへの血液や栄養を送る量もかなり多くなっているので貧血ぎみになったり、動悸や息切れをすることもあるでしょう。

また、食べたら食べた分だけ体重に反映されやすい時期です。体重管理にもより気を使う必要があります。ここまで順調に来ていてもここで気を抜くとあっという間に妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になる恐れがあります。

そしてお腹の張りも頻繁になってきていることでしょう。前駆陣痛などの生理的なお腹の張りから疲れやストレスによるものまで色々ありますが、お腹が張ってるなと感じたら横になって張りが収まるのを待ちましょう。