子宮内膜増殖症とは?


子宮内膜増殖症という病気は聞きなれないですよね。病気になって初めて聞く方も多いのではないでしょうか。この「子宮内膜増殖症」という病気はどのような病気なのでしょうか。

妊娠の為に、子宮の内側の壁を子宮内膜という組織を作り厚くして受精卵が着床に成功しやすい状態を作ります。しかし、妊娠をしなかった場合は、この子宮内膜の壁が剥がれ落ちて生理となります。


スポンサードリンク


この時の、子宮内膜という壁が通常よりも分厚く作られてしまうことが「子宮内膜増殖症」となります。

子宮内膜増殖の中には、子宮内膜異型増殖症という病気も存在します。これは、症状は同じものですが、違いは細胞の形が正常ではない異型に変化をしてしまいます。この、細胞の違いだけなのですが、子宮内膜異型増殖症はがんに進行してしまう可能性が、子宮内膜増殖症と比べて極めて高くなっていきます。

症状は?


子宮内膜増殖症の症状は主に、生理時の出血過多となります。その他、不正出血や生理不順などの症状もあり、毎月の生理時で出血量過多となるため貧血を引き起こす可能性もあります。

普段から、生理時の出血量が多い場合や最近の生理時の出血量が増えた場合は、子宮内膜増殖症の可能性があるので一度、病院に検査することをおすすめします。不正出血の場合も、自己判断せずに検査を受けましょう。

子宮内膜増殖症は、がんへと進行してしまう場合もあるので、自己判断は禁物です。

原因は?


子宮内膜増殖症の原因は、ホルモンバランスの崩れから発症しやすくなるようです。

またストレスを多く抱えていると、ホルモンに影響しやすく生理不順などにもなりやすくなっていきます。そのため、通常の子宮内膜の形成とは違う形成の仕方になり、通常より作られすぎてしまい、分厚くなってしまいます。

その他、更年期の場合も同じことが言えます。更年期自体、ホルモンバランスの崩れから起きてしまいます。この子宮内膜増殖症は、更年期にかかりやすい40~50代の女性が最もなりやすいと言われています。


スポンサードリンク


治療方法は?


症状の程度や妊娠の有無、がんの可能性の有無などから判断して治療法を決定します。子宮内膜増殖症か異型増殖症かどうかも治療法を選択するうえで、重要なポイントになってきます。

症状が比較的軽度の場合は、経過観察の場合もあります。がんへの進行がない場合、症状が軽い場合のみ、定期的な検査を受けて特別な治療は行いません。

妊娠の希望の有無や症状で、ピルなどの薬で子宮内膜の形成を抑えます。がんの可能性があったり、今後妊娠の希望がない場合は子宮内膜や子宮自体の摘出手術を行います。

薬の治療では副作用もあります。担当医師としっかり相談して、治療方法を決めましょう。

予防法はあるの?


原因がホルモンバランスの崩れなので、予防できることはあるのでしょうか。

まず、出来ることはストレスをためない事ですね。その他体を冷やすのも注意したいですね。食生活の乱れも改善しましょう。冷え対策として、生姜などを積極的に摂取してバランスのとれた食生活をしていきましょう。

運動不足も生理不順にもつながるので、適度な運動をするとストレス解消にもつながるので、ウォーキングやストレッチなどから始めるといいかもしれませんね。

まとめ


子宮内膜症と名前は似ていますが、症状や病気の危険度などが違ってきます。子宮に関係する女性特有の病気ですので、自己判断は禁物です。がんへと進行してしまう可能性もあります。

生理の出血量が、1時間ほどですでにたっぷりと出血している場合は、一度検査をしてみるといいかもしれません。検査も、超音波で簡単に出来るので、生理時に異変を感じた場合は、迷わず病院に診察を受けましょう。