■卵管造影検査とは


卵管造影検査(HSG)とは、不妊検査の1つです。

卵子の通り道である卵管に異常はないか調べる検査です。卵管造影検査によって主に分かる異常としては卵管閉塞、癒着、筋腫、ポリープや子宮奇形などです。

検査方法としては膣にカテーテルを入れて子宮内を膨らませてから専用の器具で子宮口から造影剤を流し込み、レントゲンで状態を見て異常がないかをチェックします。時期としては生理が終わってから1週間後くらいの排卵する前に行うのがベターです。生理中の検査は、造影剤が逆流する恐れがあるので検査には適ないとされています。

検査後は感染症を防ぐために2、3日分の抗生剤を処方されます。また、卵管造影検査の前は確実に避妊をするか性交を控えましょう。


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■卵管造影検査での痛みの原因


痛みに個人差はありますが卵管に異常がある場合(癒着など)に特に強い痛みを感じます。人によっては造影剤が注入されることによって生理痛のような痛みの感じるという方もいます。

そして緊張して体が強張るのも痛みの一因です。痛いかもと思うと構えてしまいますが、出来るだけリラックスして検査に挑むようにしましょう。

また、卵管造影検査の際の造影剤を流し込むことによって卵管の詰まりが解消されて妊娠しやすくなる時期があります。この時期はゴールデン期間と呼ばれています(およそ半年間で特に最初の3ヶ月)。この卵管造影検査を受けた方の6割から8割の方がゴールデン期間中に妊娠することが出来たと言われています。

痛みに耐えて頑張ったのでこの時期にどうか妊娠したいものですよね。

痛みは主に検査中にのみ感じるものですが、検査後も下腹部が痛かったり張っている感じがする、または高熱が出るなどの異常があったらすぐに掛かり付けを受診してください。

検査後は出血を伴うことがあります。造影剤の注入の際に膣内などを傷つけてしまったなどが原因であることがほとんどです。基本的には心配のない出血ですが、数日ほど様子を見て出血がおさまらない、痛みがあるなどの症状があれば医師に相談するようにしてください。


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■麻酔や痛み止めの座薬は効果ある?


人によって激痛である卵管造影検査。何とかしてこの苦痛の時を乗り越えるか考えると麻酔や痛み止めを使えたらいいなと思う方も多いでしょう。

痛み止めの座薬は人によって本当に効果はバラバラです。全く痛みを感じなかったという方もいれば、本当に痛め止めの座薬入れたよね?というくらい激痛であったという方までたくさんいます。痛みが酷すぎるなどの場合によっては検査中に追加で痛み止めの注射を打ってくれるクリニックもあるようです。

麻酔は、痛みに極端に弱い方(過呼吸やパニックを起こしてしまう方)が希望をすればしてくれるクリニックはあります。麻酔なので同意書を書いたりリスク説明があったりなど段取りが多いでしょう。

座薬よりは激しく個人差に左右されずに効力がありますが、体質もあるので利き目は人それぞれです。

しかしこの不妊検査や不妊治療を乗り越えていって、いつか妊娠・出産に至った場合、この卵管造影検査で痛いのが怖いといっているようではお産なんてとても乗り越えられない、ここは麻酔なしで頑張るべきという声もあります。自然分娩の場合、この検査を遥かに上回るお産が控えてると思えば乗り越えられない痛みではないでしょう。何より麻酔は少々ですがリスが伴うものなので、出来ればしないほうがいいでしょう。

体質的に痛みが耐えられないという方は、医師とよく相談した上で麻酔を受け、それ以外の方は今一度、麻酔の使用について考えてみてもいいかもれませんね。