子宮外妊娠になると・・・


子宮外妊娠という言葉を聞いたことがある方は、たくさんいらっしゃるかと思います。しかし、それがどういうものでその後どうなるのか知らない方も多いのではないでしょうか。

子宮外妊娠とは、子宮の中の子宮内膜に受精卵が着床するはずが、子宮以外の場所の卵管などで止まりそこで妊娠となってしまう現象をいいます。しかし、この子宮外妊娠はそのまま妊娠を継続することは不可能で、継続すれば母子ともに危険を伴います。子宮外妊娠をそのまま放置すれば、卵管破裂などの危険の恐れがあるためです。


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妊娠検査薬でわかる?


子宮外妊娠と言えど、妊娠とは変わりありません。そのため妊娠検査薬で陽性反応も出ます。検査薬の反応が薄かったり、陰性になれば子宮外妊娠だ・・・なんて言う事を聞きますが、濃い反応であっても子宮外妊娠の場合も、もちろんあります。妊娠検査薬の反応で、子宮外妊娠かどうかは判断できませんので、注意してくださいね。

妊娠すると、HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロビン)というホルモンが分泌されます。そのHCGが含まれた尿で妊娠検査薬が反応を示します。

もちろん、妊娠していなければHCGは尿にも含まれないので陰性の反応となります。

注意が必要なのは、先ほどにもあるように反応が出ない場合は使用タイミングがずれていたためかもしれません。検査薬の種類にもよりますが、生理予定日~生理予定日の1週間後の使用を記載してあると思いますので、用法に沿って使用すると正確な反応が出るので、早いタイミングでの使用は注意が必要です。

HCG値の推移は?


HCGの数値の違いで、子宮外妊娠かどうかを、判断できるという事も聞いたことがありますが、これも信用性に欠ける情報となっています。

HCGは、妊娠によって分泌されるものですので妊娠と同じ子宮外妊娠の、HCGの値が、変わることはありません。妊娠していれば、子宮外妊娠であっても数値は高くなっていきます。

しかし、HCG値が妊娠時よりも低い数値の場合、「流産」の可能性があります。妊娠が継続されていませんので、数値も低くなっていきます。数値が低くなっている場合は注意が必要となってきます。

検査方法は?


子宮外妊娠かどうかは、産婦人科にてエコーで確認することとなります。

妊娠6週目頃になると、胎芽(のちの胎児)が入っている袋のようなものが、胎嚢と呼ばれるものですが、この胎嚢が確認できなければ、子宮外妊娠という診断になります。

生理周期や排卵日のズレによって、確認できない場合もありますので、妊娠6週目で確認できていないからと言って必ず子宮外妊娠という訳ではありません。


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どんな症状があるの?


子宮外妊娠になっても、自覚症状があまりないため、発見が遅れてしまうケースも少なくありません。

主な症状としては、出血や下腹部痛、ピンク色のおりもの、その他、妊娠と同様の症状ももちろん出てきます。出血は、数日で収まる場合は着床出血の可能性がありますが、少量であっても継続して出血があるようなら、子宮外妊娠の可能性もありますので、早めに診察を受けてくださいね。

治療法は?


治療は、まずは経過をみて、場合によっては薬での治療が行われます。卵管が破裂の危険がある場合は、腹腔鏡手術や開腹手術で胎嚢のみ、もしくは、卵管の一部を切除することになります。

次の妊娠が望めるように、卵管を残して処置していくケースがほとんどです。

まとめ


子宮外妊娠は、通常の妊娠と検査薬の反応やつわりに変化がないため、発見が遅れてしまうケースもあります。

しかし、妊娠検査薬の普及で危険な状態になる前に発覚することもできるため、妊娠検査薬で検査後は、早めに産婦人科を受診することを忘れないでくださいね。

そして、治療後は担当医師と相談しながら、次の妊娠を望みましょうね。