異常妊娠も起こりうる


妊娠を希望する方にとっては、妊娠というものがすべて当たり前にいつも「正常な妊娠」と安心しきっていませんか。しかし、妊娠の中にはまれに「異常妊娠」となる場合もあります。

この異常妊娠のひとつの、「子宮外妊娠」というのは、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。今回は、子宮外妊娠についてご紹介いたします。


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子宮外妊娠とは?


子宮外妊娠とは、子宮の中の子宮内膜に受精卵が、着床しなければいけませんが、何らかの原因で受精卵が子宮以外の場所で着床してしまう事を言います。

とはいえ、妊娠との名称はありますが、そのまま妊娠を継続することは不可能となります。

原因は?


子宮外妊娠には、様々な理由がありますがまず、あげられるのは「卵管の異常」というものがあげられます。卵管が詰まっていれば、受精卵が子宮に向かってすすめないためそのまま妊娠が成立してしまいます。

そして、性感染症も子宮外妊娠の原因のひとつです。性感染症のひとつ「性器クラミジア感染症」だと、子宮の奥まで感染してしまえば、卵管にまで影響が出るので子宮外妊娠となってしまうようです。

人工中絶や不妊治療の経験者も、子宮外妊娠になりやすいようです。一度、子宮外妊娠の経験者も、再度なりやすいようですので注意が必要です。

症状はあるの?


子宮外妊娠となってしまった場合、どのような症状が起きるのでしょうか。

初期だと、自覚症状がない場合もあるようです。しかしながら、子宮外妊娠も通常の妊娠と同様つわりなどの初期症状が出始めます。これで、妊娠と気付くかもしれませんが病院に行くまでは、子宮外妊娠と気付かない場合がほとんどとなってしまいます。

出血がある場合は要注意です。その後、ずっと続き下腹部痛、腹痛が起きれば卵管破裂も考えられます。そして、校門あたりが圧迫されているような痛みも可能性があります。

出血が、数日で落ち着くようであれば着床出血の場合もあります。ずっと続くようであれば、子宮外妊娠の疑いがあります。

妊娠検査薬は使える?


妊娠となれば、妊娠検査薬を使って判断しますが、子宮外妊娠となればどうなのでしょうか。

子宮外妊娠であっても、通常の妊娠と同様の反応が出ます。妊娠していれば、例え子宮外妊娠であっても、陽性反応は出ます。妊娠していなければ陰性の反応となります。

よく耳にするのが、子宮外妊娠は陰性反応しか出ない・・・陽性反応が薄かったら子宮外妊娠・・・というのを聞きますが、これは全くのデマです。子宮外妊娠かどうかは、病院に行き診察するまで判断は出来ません。妊娠検査薬の、濃さでは判断できませんので注意してくださいね。


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治療方法は?


子宮外妊娠と診断された場合、その後は妊娠の経過状況にもよりますが、初期の場合であれば、卵管部分に薬を投与して妊娠を抑制させます。しかし、進行していれば手術も視野に入れなくてはいけません。

腹腔鏡手術で、胎嚢を取り除く手術となりますが、卵管の破裂の危険が高い場合、卵管を切除しなくてはいけない場合もあります。この場合、その後の妊娠にも影響が出ますので、早目の治療が重要です。

費用や入院期間は?


費用は、手術となれば15万円程度で、1週間未満で退院が出来るようです。あまりにも、進行している場合は開腹手術の場合もあります。その場合は、費用も期間も倍程度になり、退院後も安静期間が大切になります。

妊娠は望めるの?


子宮外妊娠の治療後に、妊娠が望めるのは約3ヶ月後が目安のようです。それまでは、避妊をして妊娠を避ける方が、安心できますね。

しかし、その後の妊娠は担当医師と相談しながら計画しましょう。一度、子宮外妊娠になった人は次も子宮外妊娠となる場合もあります。医師と相談しながら、進めていくと不安も解消できるのではないでしょうか。

まとめ


妊娠しても、子宮外妊娠の場合はそのまま妊娠を継続できず、治療となります。せっかく・・・と思っていても、そのまま継続すれば、母子とも命の危険にさらされます。悲しいですが、放置すれば危険なので、次の妊娠の為にも早期治療を行いましょう。