■エストラーナテープとは


エストラーナテープとは、女性ホルモンの1つである卵胞ホルモンを補充するための薄い橙色の楕円形をした貼り薬です。

エストロゲンの1種であるエストラジオールを主成分とし、不妊治療から更年期障害の治療にまで幅広く活用されています。

また、長期的に使用することによって骨吸収を抑制して骨密度を改善して骨粗しょう症の予防にもなり、女性にとってとても心強い味方になる貼り薬をです。


スポンサードリンク


■エストラーナテープの効果



不妊治療におけるエストラーナテープの使用は、子宮内膜を厚くして受精卵の着床をサポートします。いくら受精に成功しても着床しなければ妊娠は成立しません。子宮内膜が厚くなることによって着床しやすくなって妊娠の可能性が高くなります。

特に体外受精(ホルモン補充周期移植など)で使われることが多く、妊娠成立を助けるためにとても活躍します。ホルモンバランスが崩れたり黄体機能不全で子宮内膜が厚くなりにくい方にとってはとてもありがたい貼り薬でしょう。


また、不妊治療で使うときは生理開始日2日前後からおよそ半月まで使用することが多く、個別に医師より指示があります。人によっては排卵後も貼り続けるように指示が出ることもあります。


更年期障害の治療におけるエストラーナテープの使用は、更年期障害特有の症状である火照りや発汗(ホットフラッシュ)などを抑える効果があります。

更年期障害とは閉経を迎える40代後半から50代の前後およそ5年間にあるもので、これらの症状は卵巣機能の低下によるエストロゲンの不足によって引き起こされるものです。エストラーナテープのテープの使用によってエストロゲンを補充して症状を緩和します。


スポンサードリンク


貼り始めてからエストラーナテープの効果を実感するまでの時間は個人差があります。すぐに効果を感じる方もいますし、1ヶ月くらいかかる方もいます。医師に相談しながら効果が出るまでにゆっくり待つのもいいでしょう。とはいえ、辛いときは早く効果を感じたいものですよね。

どうしても効果が実感出来ない方は医師に相談しましょう。



■エストラーナテープの貼る場所




エストラーナテープの効力を効果的に受けるためにはちゃんと決まった場所に貼らないと意味がありません。


貼る枚数は医師より指示があるでしょうが、エストラーナテープは下腹部やお尻に貼るのが一般的です。衣服が擦れる場所は避けて、なるべく剥がれにくい場所に貼ります。


そしてエストラーナテープはだいたい2日に渡って貼り続けるものなので、お風呂やシャワーなども貼ったまますることになります。エストラーナテープの上から市販の防水フィルムなどを貼って剥がれないように保護するのがいいでしょう。


また、エストロゲンの過剰な分泌は乳ガンのリスクを高めることになるので胸元に貼ることは絶対にやめましょう。そして子宮内膜が厚くなりすぎると子宮ガンのリスクが上がることがあります。バランスをとるためにも他の薬を併用したりするのがいいのですが、そこはしっかりと医師の指示を仰ぐようにしましょう。


そして副作用として肌の弱い方は肌荒れをする恐れがあります。かゆみを感じたらすぐに剥がして医師に相談するようにしてください。

そして肌の弱い方でなくても毎回同じ場所に貼るとかぶれの原因にもなりますので、出来るだけずらして貼るようにしましょう。


ちなみにエストラーナテープの貼り忘れや取り替え忘れのあったときは、気が付いたタイミングで新しいものを貼るようにしましょう。貼り忘れや取り替え忘れがあったからといってそれが直ちに影響があるものではないので独断で多目に貼ったりなどしないようにしてください。