■エストラーナテープの副作用


エストラーナテープとは卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンの補充をするために用いられる貼り薬です。主に不妊治療や更年期障害の治療に使われており、貼るだけで効果を発揮するお手軽なのにとても優秀なものです。


下腹部や臀部(お尻)に貼ることによって効果を得ることが出来ますが、人によっては副作用が出ることがあります。代表的な症状としては、頭痛やめまい、眠気、吐き気などがあります。中には実際に嘔吐したり、乳房の膨張を感じる方もいます。


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そして一番多い副作用としてはエストラーナテープを貼り付けた部位の「かぶれ」「かゆみ」でしょう。


エストラーナテープは2日に渡って同じものを貼り続けることになるのですが、肌が敏感な方はそれが肌へのストレスにかりかぶれに繋がることがあります。不妊治療の場合は、2日おきに貼り替えながらも2週間以上は体にエストラーナテープを貼り続けることになるのですが、新しものに貼り替えるにしても毎回まったく同じ場所にエストラーナテープを貼っていたのでは肌への負担が大きくなります。前回の貼り付けた部分から少しずらして貼り付けるに心がけましょう。 


ごくまれに重度の副作用が起こることあり、アナフィラキシーの症状が現れたり、血栓が出来たりなど、場合によって命に関わることがあるものがあります。


また、過去に乳ガンや子宮ガンなどになったことのある方や現にかかっている方は使用禁止となっていますので、しっかりとその旨を医師に伝えましょう。


■エストラーナテープは太る?



エストラーナテープを貼り始めてから太った!という方が中にはいます。


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エストラーナテープの副作用の中には下腹部の膨張感やむくみなどを訴える方がいます。エストラーナテープを使用すると、エストロゲンが充実しますので子宮内膜を厚くする働きがあります。

それをキープするために体内は水分を溜め込みやすくなるのでむくみを感じたり便秘気味(下腹部の膨張感)になることがあるようです。それによってウエストが太くなったと感じたり、体重が増えたりすることが太ったと感じる一因に繋がることがあります。


また、エストラーナテープによってエストロゲンが不足していた体にエストロゲンが充実することによって体のリズムが整うので単純に体調が上向いて食欲が増してしまうということも考えられます。

考え方によっては健康的になったとも捉えられますが、太ってしまうのを懸念する女性は多いでしょう。太るのが嫌だからといって勝手に使用をやめたりせずに医師に相談するようにしましょう。


■エストラーナテープによって不正出血はある?



エストラーナテープの使用によって生理以外での出血(不正出血)を訴える方もいます。

これはエストロゲンの補充によって厚くなりすぎた子宮内膜が支えきれずに剥がれて落ちて体外に排出されたものであることがほとんどです。その量はそんなに多いものではなく、すぐにおさまるもので長くは続きません。体に異常があって起きた出血ではなく、エストラーナテープの効果がしっかりと出ているものと言えるでしょう。


しかし不安を感じながら使用を続けるのはよくないので、不正出血があった場合は医師にその旨を報告して説明や指示を仰ぐようにしましょう。


3ヶ月ほど継続して使用していれば体がエストラーナテープの効果に慣れてきますので自然におさまることが大半です。


ですがエストラーナテープ使用による出血が3ヶ月以上続いたり、出血が多量であったりと症状がひどくなる場合は別のことが原因で出血を起こしている恐れがあるので、ただちに使用をやめて医師に相談するようにしてください。