■凍結胚移植後の体調の変化



体外受精とひとことでいってもいくつかの種類があり、凍結胚移植はその1つになります。卵子を採卵し、精子と受精させて培養、分割の進んだ胚を凍結して、体調の整ったときや適切なタイミングに融解して体内に移植するという方法です。培養5日目ほどの胚盤胞を移植するのが妊娠の可能性が高いです。


不妊治療としては高い効果が期待されている凍結胚移植ですが、自然妊娠と違って卵子を外に取り出したり、培養したりなど人の手が加わっていることから移植後に何か体に影響があるのでは?と不安になる方もいるでしょう。


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凍結胚移植後に体調の変化があるかは人それぞれですし、あったとしても症状は様々です。全く何の変化もなかったという方もたくさんいます。


体調に変化があったという人の中には、下腹部のチクチクとした痛みや違和感、体のだるさ、眠気、高温期からくる体のほてりや熱っぽさなどを訴える方が多いです。


しかしこれらの症状は着床時の症状や生理前の症状、または妊娠初期症状(つわりなど)にも似ており、どれが原因でその症状が出ているかわからないことが多いです。時間の経過を待って、妊娠が成立しているか生理が来たかなどで「あのときの症状はこれだったのか」とわかることがほとんどです。


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■凍結胚移植後の過ごし方



凍結胚移植を済ませたらあとは結果が出るまで大人しく待つ…というのが基本ですが、せっかく高度な凍結胚移植をしたのだから絶対に妊娠したいという気持ちが強いですよね。ここまでのステップを踏んで来た方のほとんどが妊娠を熱望し、待ちに待っている方でしょう。凍結胚移植後の過ごし方で妊娠の可能性が少しでも上がるならやれることはやっておきたいという思いもあることでしょう。


凍結胚移植後から出来る妊娠しやすい体づくりをするには、まずは健康的な生活をすることです。普段からそのように生活出来ている方ならば何も問題はないのですが、今は結婚しても働く女性が多く、生活リズムや食生活が崩れがちです。少しでも規則正しい生活を送り、栄養バランスのとれた食事をすることによって自然と妊娠力はあがるものです。


また、過度のストレスもよくないです。仕事などのほかにも「妊娠できるのだろうか」と考えすぎていると知らずのうちにストレスを感じていることになります。適度にストレスは解消できるよう、軽く体を動かす(激しい運動は念のためこの時期は控えましょう)なりしてリフレッシュしましょう。


そして体の冷えは悪影響しかないので気を付けてください。夏でも冬でも、日中は気温が高くても夕方から夜になると一気に気温が下がります。また室内や乗り物内と外の温度差で体が疲れることがあります。外出するときは羽織るものを必ず持参して体を冷やさないようにしましょう。

特に体の末端や臀部(おしり)は冷えやすいので、暖かいガードルや靴下を履いたり、冬場はカイロで暖めたりなどして対策しましょう。

これらは今回の凍結胚移植に限らず、妊娠希望している方はもちろん女性の生活で気を付けておくにこしたことはないことばかりです。

ちなみに妊娠が成立していることを見越して葉酸を摂取しておくといいでしょう。妊娠前から妊娠中にかけて赤ちゃんやお母さんに大切なものがたくさん含まれているのが葉酸です。

ほうれん草などの食べ物から摂取することは可能ですが、毎日負担なく、かつ効率よく摂取しようとするのならサプリを飲むことをおすすめします。

妊娠の結果はどうあれ、やれることをやっておくと心は軽くなりますよね。「やっておけばよかった」などの後悔をしない過ごし方をするのが大切です。