■自然妊娠とは


最近は女性の社会進出にともなって晩婚化が進んで、平均出産年齢もじょじょに高くなってきてきます。女性の社会的な権利の獲得はとても喜ばしいことなのですが、初産の高齢化は体的にも家族計画的にも影響を来すことがあります。

子供を望む場合は、まず自然の流れに任せる(不妊治療を行わなず、普通に夫婦生活を営む)ということがされると思いますが、それも年齢によって妊娠率が変わってきます。


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■自然妊娠の年齢別確率は?20代から40代


女性は10代前半から半ばの間に初潮を向かえ妊娠が可能になります。そこから閉経までの数十年間、生理がある限り妊娠することができる状態なのですが、いつまでも自然妊娠が出来るわけではありません。

ここでは、体に異常のない男女がおよそ1年の間、避妊をせずに夫婦生活を送った場合の年齢別自然妊娠の確率を見ていきます。

まずは、20代の女性の場合、自然妊娠の確率は80%以上と言われています。ほとんどの女性は、健康で妊娠するのに問題のない体なら、普通に夫婦生活を行っていれば1年で妊娠することが出来ます。

つぎに、30代の女性の場合、30代前半ならば60%から70%と、20代の頃と比べると多少確率は下がりますが、まだまだ自然妊娠が望める数値です。現代女性の平均結婚年代で、今では30代前半から妊活を行う人が多いです。

しかし、20代の頃に不規則な生活や不摂生をしていると妊娠力を下げてしまい、人によってはもっと低い確率であることがあります。若い頃のツケが回ってくる年齢でもありますので、日頃からキチンとした生活を送ることがとても大切です。

そして35歳以降になると「高齢出産」と呼ばれるようになり、妊娠する確率は50%前後となります。高齢出産は若い頃の出産と違い、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、染色体異常や流産・早産などのリスクが高くなり、注意が必要になってきます。

この頃から自然妊娠が難しいと感じ始める方も多く、タイミング療法などの不妊治療に踏み切る方もたくさんいます。40代前半ともなると、自然妊娠する可能性は20%から30%となり、20代・30代の半分以下の確率になります。


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今後の育児やライフプランを考えると、早急に妊娠したいので体外受精など妊娠率の高い不妊治療に移行する方が多いです。45歳にもなると自然妊娠の確率は5%以下になります。

こうなってしまうと自然妊娠は非常に難しく、不妊治療を行っても充分な成果が得られなくなります。以前から不妊治療を行っていた方は、40代半ばくらいから妊娠を諦めて不妊治療を卒業するという方が多いです。

しかし生理がある限り、妊娠する可能性は0ではありません。もし自然妊娠を望んでいるのならば規則正しい生活を送ったり、冷えには気を付けたりなど自分なりに工夫をして、1日でも肉体が若いうちに出来るだけ妊娠を意識した生活をすることが大切です。

■自然妊娠が難しいと感じた場合


健康な20代女性でも、高齢出産の40代女性でも、何年も妊娠することができないことがあります。自然妊娠が難しいと感じたら、早急に不妊治療に踏み切ることをおすすめします。高度な技術を用いて妊娠に導く不妊治療ですが、年齢が1つでも若いうちから始めることによって妊娠の可能性はより高くなります。

まずは生理周期や基礎体温をもとにしたタイミング指導による療法から始まることが多く、医師と相談しながらステップを踏んでいくことが通常です。妊娠の確率が高い体外受精も、母体が若いとより効果的なので、妊娠が難しいと感じたら「もう1年待ってみよう」などとは考えず、すぐに不妊治療を検討しましょう。