■生理直前の妊娠のしやすさは?


妊娠を希望する方にとって、月経周期のたびに訪れる排卵はとても大切なものですよね。基本的には妊娠することができる日は月経周期の中でも1日しかないので、その日にタイミングをとるのは妊活の最重要事項でしょう。

ですが、人によっては仕事や用事などで、パートナーとのスケジュールが合わなくて、排卵日付近にタイミングがとれないと…いうこともあると思います。妊娠を希望する方にとっては排卵日付近にタイミングが取れないというのは非常にツラいことですよね。


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そういう方々は、「排卵日付近にタイミングをとることはできなかったけど、生理予定日前に性行為しても妊娠の可能性ってあるかな?」など、排卵日付近以外での性行為で、妊娠する可能性があるのか気になるところでしょう。

結論からいうと、「ない」とは断言できませんが、妊娠の可能性は限りなく低いでしょう。

排卵は、月経周期の中間あたりで起こることがほとんどです。前回生理と次回生理のちょうど真ん中あたりです。例えば、月経周期が28日の方がいたとします。

この方の排卵日は、前回生理開始日から14日目あたりである可能性がとても高く、この日を中心とした5日前後(合計10日間)が妊娠する可能性が非常に高くなります。しかしこれはあくまで「可能性が高い」という話にとどまり、厳密に言うと妊娠が可能な日は1日だけです。

その大切な1日である生理開始日から14日目の前後5日(9日目から20日目の間)以外の性交渉は、卵子や精子の寿命を考えると、妊娠することは非常に難しいのです。

このケースに当てはめると、ホルモンバランスの乱れなどで、排卵が大幅に遅れたりすると生理前の性行為で妊娠することもあるかもしれません。しかし基本的には「妊娠しにくい」と思っていてもあいいでしょう。

ちなみに、排卵日を正確に知りたければ、日頃から基礎体温をしっかりとつけ、それに併せて排卵検査薬などを使用すると、排卵日を割り出すことができます。

そして妊娠を希望していない方は、その前後5日間は性交渉を行わないか、避妊を徹底するようにするといいでしょう。卵子の寿命はおよそ1日、精子の寿命はおよそ3日から5日、長いもので1週間ほどです。この卵子が生きているうちに精子と出会って受精しなければ妊娠は成立しません。


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■妊娠しやすさと遺伝について


子沢山の大家族に産まれた子が将来は自分も大家族であったり、一人っ子が将来子供を一人しか産まなかったりというイメージはありませんか?実際にそういう方が多いので、「母親の妊娠しやすさやしにくさは、子にも遺伝するなかな?」と思う方もいるでしょう。

結論からいうと、妊娠さやすさと遺伝についての関係性は、医学的根拠はなく、母親が不妊症で子も同じように不妊症になるとかは特に関係ありません。第1子はすんなり授かることができても、2人目が授かりにくい2人目不妊の方がいるように、妊娠のしやすさやしにくさが遺伝するとは考えにくいのです。

妊娠のしやすさは、遺伝を気にするよりも日常生活の送り方を気にする方がいいでしょう。不規則な生活をしていたり、食生活が乱れている方、タバコを吸う方、毎日大量に飲酒をしている方、日常的に強いストレスに晒されている方などは妊娠しにくい体になりやすいです。まずは、自分の今の生活を見直すことによって妊娠しやすい体に近づくことができます。

自身が不妊症で、不妊治療によって女の子のお子さんを授かった場合に「この子にも不妊が遺伝してしまうのではないだろうか」など気になるかもしれませんが、遺伝要素はほとんどないとされているので、自分を責めた心配したりしなくても大丈夫ですよ。