■クロミッドが効かない原因


クロミッドは服用することによって、視床下部の脳下垂体に働きかけて卵胞の成長や排卵を促す働きがあります。排卵障害などで不妊に悩まされてきた方にとっては効果がとても期待される経口薬です。

あらゆる不妊症に悩む方の助けになってきたクロミッドですが、効果にも個人差があり、人によっては思うような効果が得られないことがあります。

4周期かは6周期ほどクロミッドを服用して望むような効果が得られない場合はクロミッドを中止して別の治療方法に移ります。クロミッドを長期的に服用すると、クロミッドの副作用で子宮内の粘膜の働きが低下したり、子宮内膜が薄くなってしまうからです。子宮内膜が薄くなってしまうと、せっかく受精卵となって子宮に到達しても着床することが難しくなってしまいます。


スポンサードリンク


クロミッドが効かない原因として考えられるのが、単純にクロミッドの量が少ないということが考えられます。まずは必ず医師に相談して上で3錠を上限としてクロミッドの量を増やすなど対策してみましょう。

また、体質的にクロミッドが合わないということも考えられます。そういうときは、別の薬を試すかクロミッドの次のステップ(だいたい注射によるホルモン補充)に進むことになります。

ちなみに、クロミッド服用中に飲酒をすると充分な効果が期待できないこともあると言われています。クロミッド服用中の飲酒が効かない原因につながるのかは医師によっても見解は様々です。しかし、薬を服用している以上は出来るだけお酒は控えておきたいところです。せっかくのクロミッドの効果を台無しにはしたくありませんよね。

他には、クロミッドの効き目が分かりやすく表れないのも「クロミッドが効いていない」と思ってしまうことに繋がります。ちゃんとエコーで卵胞の発育具合などを見て、クロミッドの効き目をその目で確認しましょう。

■クロミッドの次のステップは自己注射?


多嚢胞性卵巣症候群やその他の原因で排卵が困難な方は「まずはクロミッドから」となることが多いです。1日1錠から3錠を服用して卵胞の発育や排卵の様子を見ますが、それでも成果が得られないときは次のステップに進むことになります。

もし今飲んでいるのがクロミッド単体だった場合は、それに併せて別のホルモン剤を処方されることがあります。他には自己注射によって排卵を促すこともあります。


スポンサードリンク


通常は通院して病院で注射を打ってもらうものですが、それではなにかと負担になってしまう方がいます。

例えば、仕事や用事で忙しくてなかなか病院に行くことが出来ない方や、病院が遠くて連日の通院が困難な方などは病院に通うということが肉体的に精神的にも負担になります。

しかし、自己注射だと病院に出向く手間はいらないのでとても便利です。病院と家が遠く離れている場合は肉体的なものだけでなく交通費なども浮くのでとても経済的です。

自己注射を打つのが怖いという方もいるでしょうが、最近では改良が進んで痛みがかなり少なくなってきています。ちゃんと病院でも自己注射の打ち方を指導してくれるので心配はありません。体の負担も少なく、通院の負担もない自己注射はとても便利なものです。

ちなみに、タイミング法を取っていたけどクロミッドでもこの自己注射による排卵誘発でも妊娠に至ることがなかった場合は、次のステップに人工受精の選択肢が出てきます。今までのように夫婦生活のタイミングを取るのではなく排卵日に人工的に精子を子宮に送り込む方法です。

また更にこの人工受精でも成果が得られないときは、次のステップとして体外受精になります。体外受精は、卵子と精子を名のとおり体外で受精させ、培養して女性の体内に戻す方法になります。