■不妊治療について


妊娠を希望してから1年以上避妊をせず普通に夫婦生活を送っているのに思うように妊娠することが出来ない方が、最後の希望として辿り着くのが不妊治療でしょう。

不妊治療をして、8割近くの方が2年から3年の間に妊娠に至ることができるというデータもありますが、高度な技術の体外受精や顕微受精をしていたり、3年以上不妊治療をしている方は不妊治療で費やした金額は小さいものはないでしょう。

一般的に「不妊治療はお金がかかる」のいうイメージがあるでしょうが、それは間違いではなく、不妊治療にお金がかかっている方はたくさんいます。


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■不妊治療の医療費控除の書き方


医療費控除とは、1月から12月の1年の間に自分と自分の生計をともにする家族(配偶者や子供、同居の両親やその他の親族など)が医療費を支払った場合に、一定の額に対して控除を受けることができる仕組みです。

医療費控除とは名前のとおり、医療にまつわる出費が対象になります。病院の診察料はもちろん、薬局で買った市販の薬や怪我による通院で必要なときはタクシー代なども医療費控除の対象になります。

また、不妊治療も医療費控除の対象となっているのてレシートや領収書は必ず保管しておきましょう。

そして不妊治療の医療費控除の申告用紙の書き方ですが、医療費控除は茶封筒が申告用紙になります。表面に明細を書くようになっており、医療を受けた人の氏名、続柄、病院名、医療費額などを記入します。

もし医療費の記入が多かったり、自分なりにリストアップした紙などがある場合は、その明細を申告用紙の明細表のところに貼り付けても大丈夫です。

また、重要な点ですが医療費の申告用紙の一番右にある「生命保険や社会保険などで補てんされる金額」という欄があります。ここには保険などで給付された金額を記入して医療費控除から差し引くことになります。


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もし、不妊治療に際して自治体から助成金を受け取っている場合は、その助成金分は「生命保険や社会保険などで補てんされる金額医療費控除」に記載して医療費控除に含めてはいけないので注意してください。

そしてとっておいた領収書やレシートを申告用紙の中に入れます。入れる領収書やレシートは原本でなければいけません。どうしても控えとして置いておきたい方は、あらかじめコピーをとってそれを控えとして手元に置いておきましょう。

ちなみに医療費控除の申告で必要なものは医療費の領収書やレシートをはじめ、源泉徴収票の原本、免許証などの身分証明書や印鑑、還付先の口座情報、確定申告書などです。どれもとても大切なものなので、忘れないようにしっかりと準備しておきましょうね。

どうしても書き方がわからない…という方は、お近くの税務署に足を運んで書き方を聞くのが一番間違いがありません。また、確定申告会場でも質問する場はあるので遠慮なく聞きましょう。

また、記入したらコピーなどを控えはしっかりとっておくことをおすすめします。自分の確認用にもなりますし、万が一に後々のトラブルになった場合には資料になります。

医療費控除の申告させるけどが面倒くさいなと思う方もいるでしょうが、ちゃんと医療費の申告手続きしておくと来年度から住民税が安くなるという恩恵を受けることができます。不妊治療には時間もかかるし、なによりとてもお金がかかります。

もし不妊治療の成果が出て妊娠に至ることができたとしても、妊娠中からお産に向けてもたくさんのお金がかかります。更には赤ちゃんを出産したあとはもっとお金の心配をしなければなりません。「一時の出費だし…」と思わずに、長い目で見て少しでも節約・節税して、負担を減らすように頑張りましょう。