■不妊治療とは?


世の中には思うように子供を授かることができないご夫婦もいます。妊娠を希望する夫婦にとってはなかなか子供を授かれないと不安になってしまいますよね。

不妊治療とは、そんな子供が欲しいのになかなかできない人のためが妊娠に向けて行う治療のことをいいます。

一般的に「不妊」というのは、健康な男女が1年の間に避妊をせず普通に夫婦生活を営んでいるにも関わらず妊娠に至らない場合のことをいいます。同じ条件で1年間過ごしていればおよそ70%から80%の人が妊娠に至ることができると言います。

このおよそ20%から30%に分類される人は、妊娠を阻害する何らかの原因があるとみなされ、不妊という判定になるのです。また、年齢的に「高齢出産」に分類される人も不妊の傾向があり、35歳以上の人はより早く不妊治療を始めることをおすすめします。


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■不妊治療の基本的な流れ


不妊治療を希望する人にとって最初に知りたいのが不妊治療を行うにつきの流れでしょう。

まずは、不妊治療を行っているクリニックにて診察を受けます。そして最初に行うのが「不妊の原因」を調べることからスタートします。何が原因で妊娠することができないのかを明確にしないと治療方針を決めることができません。

問診や内診、子宮卵管造影、尿検査、血液検査などあらゆる角度から不妊の原因を調査します。そのときに、これまで付けてきた基礎体温を記録したグラフなどがあるとより参考になります。

基礎体温のグラフがある人は是非クリニックに持っていきましょう。また、不妊というと女性にばかり原因があるように思われがちですが、男性原因で不妊であることもよくあることです。できることなら夫婦で揃って不妊検査をすることをおすすめします。

そして原因が分かると、その原因に合わせた治療を開始します。子宮奇形や子宮筋腫などとハッキリとした原因が明らかな場合はその原因を取り除くことからスタートします。しかし人体とは不思議なもので、不妊の原因が分からないということもよくあります。


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そんなときは最初にタイミング療法からスタートすることが多いでしょう。タイミング療法とは、基礎体温を参考にして排卵日を予測して排卵が近くなってきたらタイミングをとって妊娠の可能性を高めるというものです。

これだけだったらクリニックを受診する前までに自己流でやってきた人もいるでしょうがクリニックの場合は基礎体温だけに頼りきるのではなく、医師がエコーで卵胞の成熟具合を確認したり、ときにはホルモン剤を使ったりして排卵日までに万全の準備をします。

そして頃合いが良くなったら医師からタイミングを取るように指示が出るのでそれに従います。不妊治療の中ではとても自然に近い方法なので金銭的にも体的にも負担も少ないのがメリットです。

そしてこれを半年ほど続けても妊娠に至らない場合は、人工受精や体外受精にステップアップします。高齢出産に当たる人はタイムリミットもあるので決断が早い方がいいです。

人工受精とは、マスターベーションによって採取した男性の精子を、人工的に女性の子宮に送りこむという方法です。直接子宮の奥に精子を入れるので最短距離で卵子のもとに辿り着けて、たくさんの元気な精子が卵子の近くまで行けるので妊娠の確率を高めることができます。

そして体外受精とは、精子と卵子を取り出して名の通り体外で受精させます。そして受精卵を培養液の中で培養して「胚」にして女性の体内に戻します。あとは着床するだけどいう状態なので人工授精よりも妊娠の確率は高くなります。

このように不妊治療とひとことでいってもたくさんの種類があり、ステップがあります。