子宮腺筋症とは、名前のとおり子宮に関する病気です。本来であれば子宮の内面の壁にできるはずの子宮内膜が「子宮の筋肉の中」に出来てしまうというものです。

子宮腺筋症でよく見られる症状としては、重たい生理痛や貧血、経血の量の変化(増加)です。これらの症状があったら子宮腺筋症を疑ってすぐに婦人科を受診したいところですが、普段から生理痛が重たくても何となく痛み止を服用して凌いだり、もとから貧血気味だったりすると子宮腺筋症の症状だと気付かずに過ごしていることがありますよね。


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経血の量も人と比べることがないので「これって多いほうなのかな?」と判断がつかずに受診を迷ってしまう人が多いでしょう。しかし、これまでの経験から言って経血の量が増えていると感じるときは、その勘を信じて体に異常が起きていると判断してください。

またこれらのほかにも、骨盤痛や腰痛などの症状がある人もいます。子宮腺筋症は体の血流が悪くなっているとなることがあるので、その影響で腰痛などが引き起こされることがあるのです。

ほかには、吐き気や疲労感、イライラなどを感じることがあります。年齢によっては「更年期かな?」と感じる人もおり、とても判断が難しい症状です。

また、子宮内膜症や子宮筋腫などにも症状が似ており、これらをすでに患っている人はまさか子宮腺筋症が潜んでいるとは思わないかもしれません。何にしても、体に異常を感じたは場合は一度婦人科を受診してしっかりと診察してもらう必要があります。

子宮腺筋症は放置しておくとどんどん悪化していってしまう病気です。女性ホルモンであるエストロゲンの分泌の増加が症状に起因している病気なので、閉経すると消失することが多いですが、それ以外の人は悪化する前に何らかの対処をとる必要があります。

子宮腺筋症の症状を疑ったときは、すみやかに婦人科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。そうすることによって悪化や進行を防ぐことができますよ。


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■子宮腺筋症の症状を和らげるには


子宮腺筋症の症状があまりにも重たい場合は手術による治療を行います。この場合の手術とは大方が子宮全摘出を意味しており、これから妊娠を希望する人などにはとってはかなり判断に迷いが出てしまうことでしょう。

病状によっては発症している部分だけ手術によって取り除くということが可能ですが、出来ることなら手術は避けたいものですよね。

それ以外の症状や病状が比較的軽い人や妊娠を希望している人、閉経が近い人は漢方を使って症状を和らげる方法があります。漢方によって体の血流を良くして体質改善をすることで子宮腺筋症の症状を和らげることができる場合があります。

しかし漢方は即効性があるものではないので、長い目を持って長期的にトライしていける心づもりが必要です。また、独断で漢方を利用するのではなく、かかりつけの婦人科の医師に漢方の服用についての相談をしてから使うようにしましょう。

そして漢方は症状を和らげたりするもので、子宮腺筋症を根治させるものではないということをよく頭に置いておきましょう。

徹底した治療をする場合は漢方ではなく、医療的な治療が必要です。症状が重たくなってきていたり、改善が見られないときは無理に漢方を続けるのはやめましょうね。

また、漢方のほかにも生活改善や食生活の見直しで症状を和らげることができます。寝不足が続いたりストレスが多い生活をしていたり、体を冷やすような食生活を改めるだけでもかなり体質は変わります。子宮だけでく体全体にもいいことなので、生活内容の見直しは必ず行うようにしてください。