■子宮肉腫の治療法!


子宮肉腫という病名はご存知でしょうか?あまり馴染みのない病名ですが、子宮体や子宮頸部に出来る悪性の腫瘍で、とても恐ろしい病気の1つです。

こんなに恐ろしい病気なのに何故あまり名前が知られていないかというと、発症率がとても低い病気だからなのです。形状はとても子宮筋腫に似ていますが、発症しやすい子宮筋腫とは全然の別ものなのです。

「発症率がとても低いなら、心配する必要はないよね」と思うかもしれませんが、発症した場合はとても進行が早いタチが悪い病気で、発症したらすぐに治療が必要になり、その治療内容や治療を始めるタイミングによっては命の長さなどに関わってきます。


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そんな子宮肉腫にはどんな治療法があるのか気になりますよね。子宮肉腫の治療方法は、まずは検査をして子宮肉腫の状態や進行具合を見ることによって決定します。

治療としては「外科療法」「放射線療法」「化学療法」があります。「外科療法」とは手術のことで、子宮肉腫の場合は子宮全摘出の手術を行うことがほとんどです。

場合によっては子宮だけでなく卵巣や卵管、周囲のリンパ腺も一緒に摘出してしまうことがあります。進行具合によって摘出する範囲は異なってきます。

そして「放射線療法」とは名前のとおり、患部に放射線を当ててガン細胞に直接作用する治療方法です。「化学療法」は外科療法や放射線療法と併せて行われる治療方法です。

抗がん剤などを使ってガン細胞の増殖を抑えるものなのですが、正常な細胞にまで影響を与えてしまうのでかなり高い確率で副作用があります。吐き気や嘔吐、全身の倦怠感、食欲不振などの副作用を訴える人がとても多く、精神的に弱ってしまう人が多いです。

本人が必要と感じたり主治医の必要と判断したりすれば、専門家による精神的なケアを同時に行う必要があります。あまりにも副作用がキツい場合は抗がん剤の投薬中止や変更などが検討されます。

ほかの化学療法ではホルモン剤を使った治療があります。子宮肉腫には種類(腫瘍ができる場所)があり、なかでも「子宮内膜間質肉腫」というものにはホルモン療法は有効だという報告があります。

ですが、ホルモン剤は抗がん剤と同様に副作用が出る可能性が高いです。吐き気や頭痛、身体のほてりを感じることがあります。自分の子宮肉腫がどんな状態であるかよって有効な治療法が違うのでよく医師と話し合ってみましょう。


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■子宮肉腫は治療をすれば完治するのか


子宮肉腫は、病気の中でも予後が悪く、再発などが多い病気です。自分の体に異常を感じて病院を受診したというたいていの人はある程度子宮肉腫が進行していることが多く(子宮肉腫の初期は自覚症状がないのがほとんどのため)、残念な結果になってしまうことが少なくはありません。

初期での発見の場合は5年後の生存率がおよそ50パーセント、進行してからの5年後の生存率はおよそ10パーセントほどと、数値を見る限りでは低いですよね。

しかし、あくまで数値は数値であり、必ずしも自分がこの数値に当てはまるとは限りません。治療の効き目にも個人差というものがあり、子宮肉腫が進行していて5年後の生存は難しいと思われていた人でも放射線療法や化学療法などの治療を経てから5年以上元気に暮らしているという人もいるのです。

予後が悪い病気だからといっても希望を失わず、前向きに治療をすることが生存率アップにつながります。また、子宮肉腫はガンなので家族の理解やサポートが不可欠になります。

生活的にも精神的にも家族に支えてもらうことになるので、まずはしっかりと家族で病気について話し合って理解をしてもらうようにしましょう。そうすることによってツラくて大変な治療を乗り越えることができますよ。