■子宮内膜増殖症の症状は腰痛、腹痛?


子宮内膜増殖症になると、色々な症状が体に現れます。

まずは毎月の生理時の経血の量が多くなります。生理とは妊娠が成立せず不要となった子宮内膜を排出する現象なので、増殖した内膜によって経血の量が多くなるというのはよくわかりますよね。

そして生理の時以外にも不正出血をすることがあります。子宮内膜増殖症ではなくても、生理の時以外に出血するのは体に異常あるときなので、不正出血の有無はくれぐれも注意しておきましょう。


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また、経血量の増加や不正出血によって腹痛や腰痛どの生理痛が悪化したり、貧血気味になってしまう人が多いです。経血の量が増えるだけでなく、レバー状のかたまりがドバッと出てくることもあります。

これは剥がれ落ちた子宮内膜で通常の生理でもこのようなレバー状のものが出る人もいますが、これの量が多くなってきたら要注意です。不正出血があると心配して婦人科を受診する人は多く、子宮内膜増殖症の発見につながるのですが、それ以外の人はなかなか気付く機会がないので発見が遅れてしまうことがあります。

もし、「最近、何だか経血の量やレバー状のかたまりの量が増えたかも?」「生理時の腹痛や腰痛などが重くなった気がする」などのちょっとした気付きがあったら、「大したことないから…」など思わず、是非婦人科を受診するようにしてください。

何もなければそれでいいですし、もし子宮内膜増殖症を発見することができたら早々に治療に取り掛かることができますよ。

ちなみに子宮内膜増殖症によって生理痛が重たくなり、痛みや不快感を取り除きたいときは、下腹部や腰、足先など下半身を中心に温めるといいですよ。無理はせずに安静にして痛みが治まるのを待ってから婦人科を受診しましょう。

ここでやってはいけないのは鎮痛剤などで延々と痛みを凌いでごまかすことです。一時的には痛みが和らぐので「大した事ないのかな?」と誤った認識をしてしまいますが、決して子宮内膜増殖症が改善されたわけでも大したことになっていないわけでもありません。

根本的に痛みを解決するためには子宮内膜増殖症を早く治すのが一番です。子宮内膜増殖症はちゃんとした対応をすれば治る病気なので、必ず病院に行って適切な治療を受けるようにしましょう。


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■子宮内膜増殖症、内膜の厚さは?


子宮内膜は、受精卵が着床するために必要なものです。子宮内膜がふっくらとしてたっぷりしていると着床しやすい環境と言えるので妊娠する確率が高くなります。

しかし、モノには限度というものがあり、異常な厚みがあるとその限りではありません。子宮内膜は排卵に向けて日に日に分厚くなっていき、排卵から着床の時期では10ミリを超えるほどになっています。

しかし、子宮内膜増殖症によって異常な分厚さになっていると、閉経前であれば排卵前などに問わず子宮内膜が15ミリを超えるほど、閉経後であれば5ミリほどの厚さがあると子宮内膜増殖症が疑われるので検査が必要になります。

しかし、「妊娠するためには、子宮内膜が分厚いほうがいいんだよね。分厚くなるぶんには何も問題ないのでは?」と思う人もいることでしょう。しかし、増えすぎはよくありません。過去に使わなくなった古い子宮内膜も混ざっているので、受精卵を着床させて赤ちゃんを育むにはいい状態とは言えませんよね。

このようなことから、妊娠を希望しているのなら子宮内膜増殖症は婦人科を受診してキチンと治療することをおすすめします。人によっては子宮内膜増殖症によって無排卵や無月経になってしまうこともあるので、しっかりと治してから妊活するようにしましょうね。