■卵巣嚢腫の初期症状!お腹が出る、むくみがある?


女性にとって特に大切な臓器である「卵巣」。これから妊娠を希望している女性にとっては卵巣の健康状態はとても気になるところですよね。

そんな卵巣ですが、臓器の中でも腫瘍などの病気になりやすい臓器でもあるのはご存知でしょうか?また、何か異常があってもわかりにくいのも卵巣の特徴で「沈黙の臓器」と言われることがあるくらいです。大事にならないためにも出来るだけ初期の状態で発見して治療をしたいですよね。


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卵巣の異常で特に多いのが「卵巣嚢腫」というものです。名前のとおり、卵巣に嚢腫(できもの)が出来る病気です。嚢腫と聞くと「腫瘍?ガンなの?」と思うかもしれませんが、基本的には良性のものがほとんどです。

しかしごくまれに悪性(ガン)のものもあるので安心しきるのはいけません。発見が遅れるとすでにガンが進行していた…なんてこともあるので、良性の多い卵巣嚢腫とはいえ、できるだけ早めに発見できるよう敏感である必要があります。

卵巣嚢腫はサイズが小さいうちは症状として現れにくいのでごく初期のうちはとても分かりにくいです。卵巣嚢腫が大きくなる速度は人によって違いがありますが、サイズが大きくなるのが早い人は初期の段階でちょっとお腹が出てきたかも?と感じることがあるようです。

そして症状が進むと大きくなった嚢腫に内臓が圧迫されて便秘がちになる人やむくみに悩まされる人もいます。また、卵巣嚢腫のサイズが大きい場合は、その嚢腫の重さに卵巣を支えるじん帯が耐え切れずにじん帯がねじれてしまうことがあります。

これを「卵巣茎捻転」といいますが、これになると突然下腹部に激痛が走り、立っていられなくなります。さらには発熱や吐き気、嘔吐などの症状が現れます。卵巣茎捻転になった場合は自力ではどうすることもできないので病院で緊急手術を行うことになります。

卵巣茎捻転が進むと卵巣が壊ししていき、最悪の場合卵巣を摘出することになります。捻転する前に卵巣嚢腫を発見してちゃんとした処置を受けていれば、卵巣を摘出するまでしなくて済んだかもと思うとやりきれないですよね。

一部の人を除いて初期で症状を感じる人はとても少ないので、卵巣嚢腫を初期で知りたいという人は、定期的な婦人科検診を受けるて早期発見に努めるのが一番確実でしょう。


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■卵巣嚢腫、どうやって治療するの?


運よく卵巣嚢腫を早期発見することが出来ても、次に心配なのが卵巣嚢腫をどうやって治療するのかということですよね。卵巣嚢腫の治療方法は、嚢腫のサイズやその人が今後どのように暮らしていきたいかなどによって選択します。

嚢腫のサイズが大きい場合(6センチを基準としている医師が多い)は、手術による治療になります。早々に取り除かないと卵巣茎捻転のおそれがあるからです。また、嚢腫が悪性の疑いがある人も手術による嚢腫の摘出を行います。

それ以外で嚢腫のサイズが小さい人や医師の判断で手術は今はしないという人は経過観察になります。なかにはごく稀に嚢腫が自然消失していたという人もいます。

ちゃんと治そうと思えば最終的に手術をしなくてはいけませんが、妊娠中であったり、今は仕事などの都合で手術する時間がとれないという人もいるので経過観察になるという人も多いです。

妊婦さんで帝王切開でお産をするという人の場合は、お産の際についでに卵巣嚢腫を取る手術をするという人もいます。

サイズが小さいうちは経過観察で済みますが、サイズが大きくなってきたらちゃんと医師の指示に従うようにしましょう。卵巣茎捻転を起こしてからではとても後悔しますよ。