■チョコレート嚢腫の手術後の妊活はどうすればいい?


妊娠を希望する女性にとって卵巣や子宮が健康かどうか、妊娠できる状態なのかどうかというのはとても気になることですよね。

いつまで経っても妊娠に至らないのでどうしたものかと婦人科を受診すると卵巣にできもの(嚢腫)があったなんて思いもよらない病気が発覚することはよくあることです。

そんなできものの中でもチョコレート嚢腫は強い月経痛や腰痛があってつらいものです。月経の回数を重ねるたびに月経痛が強くなっていき「何だかおかしい…」と感じていた人も多いでしょう。


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チョコレート嚢腫は卵巣に経血や子宮内膜の組織がたまった嚢腫が出来るもので、おもに手術によって治療を行います。

チョコレート嚢腫を患った状態では通常よりも妊娠しにくく、症状の重さにもよるのですがチョコレート嚢腫の5割の女性が不妊であると言われています。

手術をすることによってチョコレート嚢腫を治療することができるので、妊娠を希望している人は早めに手術を受けて妊活を再開したいところですよね。

チョコレート嚢腫の手術後の妊活は、自然妊娠もじゅうぶん可能なのですが婦人科に通って妊娠するために指導や治療を受けることをおすすめします。

その理由は、チョコレート嚢腫はほかの卵巣の嚢腫よりも再発率が高く、妊活中にふたたびチョコレート嚢腫を再発してしまうということもあります。

早かったら、チョコレート嚢腫の手術から1年もたたないうちに再発してしまっている人もいます。女性は妊娠できる年齢にリミットがあります。

チョコレート嚢腫を患っていても医師を相談しながら妊娠することは可能ですが、確率を考えると患っていないうちに妊娠したいですよね。

チョコレート嚢腫が再発していないかチェックしながら、医療の力を借りて妊活するというのが1番安全で妊娠への近道なのかなと思います。

また、手術後は人によっては卵子の数が減ったり質が落ちたりすることがある言われています。必ずそうなるとは言えませんが、念のため手術前に卵子を取り出して凍結して保管しておくなどしてもいいかもしれません。

そうすることによって、万が一術後の卵子の状態が良くなくても術前に採卵した健康な卵子を使って体外受精などの高度な不妊治療を受けることができます。


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可能性は可能性として考え、子供を強く望む方は術後の妊活についてよく考えておきましょう。

そして、術後すぐに妊活を開始できるわけではありません。術後でも投薬中は妊娠不可ですし、少なくとも手術によって大なり小なり体に負担がかかっているのでそれを癒す時間が必要です。

手術後はまず担当医としっかり話し合って、体調が整うまでゆっくり休み、妊活を開始していいタイミングを待ちましょう。

■チョコレート嚢腫の手術後の妊娠率は?


チョコレート嚢腫の手術を受けたあとに心配なのが、妊娠を希望している人の場合はズバリ今後の妊娠する可能性でしょう。

チョコレート嚢腫の手術のあとでも卵巣が1つでも体内に残っていれば妊娠することは十分に可能です(全摘していても、術前に卵子を採卵して凍結しておくと体外受精などで妊娠の可能性はあります)。

チョコレート嚢腫の手術を受けた後で妊娠に至ることができた人は3割以上です。一般的な妊娠率と大きく変わりはありません。

しかし、人によっては術後に卵子の数が減ったり、卵子の質が落ちたりすることもあるようなので、一概にみんな無事妊娠に至れるというわけではありません。

チョコレート嚢腫の手術後の妊娠は、どの方法が一番母体に良くて妊娠する可能性は高いかなど担当医とよく話し合うようにしましょう。