■卵巣嚢胞の手術後痛みと出血は?


卵巣嚢腫とは、平たく言うと卵巣に出来物が出来るということです。卵巣はとても出来物ができやすい臓器なのでかなりたくさんの女性が卵巣嚢腫になったことがあるでしょう。

しかし、その自覚症状がなかなか現れなかったり、知らない間に卵巣嚢腫が出来て、知らない間にいつの間にか消えてしまったりすることもあるので(機能性卵巣嚢腫)「自分が卵巣嚢腫である(だった)」ということ気付かないままという人がたくさんいます。


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卵巣嚢腫のほとんどが妊娠してからの妊婦検診や、婦人科検診などで発覚します。それだけ自覚症状の少ない卵巣嚢腫ですが、ときに症状が現れることがあります。それは卵巣嚢腫のサイズが大きいときです。

嚢腫が大きいとほかの臓器を圧迫するので卵巣の近くにある腸や膀胱に影響して便秘になったり頻尿になったります。それだけだったらまだいいのですが、その嚢腫の重さに耐えかねて卵巣のじん帯かねじれて茎捻転というものが発症する恐れがあります。

茎捻転になると高熱や吐き気などの症状や、下腹部に激痛が走ります。内臓がねじれているわけですから、激痛が走るもの納得です…そのまま放置するとねじれた箇所の細胞が壊死してしまし、最悪の場合、卵巣を全摘出することになります。

また、閉経しているかしていないかによっても手術の有無が分かれます。閉経していないのであれば嚢腫が5センチくらいまでなら経過観察になることがほとんどなのですが、閉経している場合は別です。

閉経している方は、良性である卵巣嚢腫が悪性になる可能性があるのです。こういったことを避けるだけためにも、卵巣嚢腫が大きくなりすぎたときは手術によって治療することになります。

卵巣嚢腫の主な手術方法は、腹腔鏡手術か開腹手術によるものの2つに分かれます。腹腔鏡手術とは、お腹の数箇所に穴をあけて、その穴から手術の器具を入れて嚢腫を治療する方法です。

それなりに大きい嚢腫でも取り除くことができるし、傷口が小さくて済むので体への負担が少ないので、最近の主流となっている卵巣嚢腫の手術方法です。


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そして開腹手術とは、名前のとおりお腹を開いて行う手術です、一般的に手術といえばこの開腹手術を思い浮かべる人が多いでしょう。嚢腫のサイズがとても大きいとき(10センチを超えるくらいのものなど)は開腹手術になることが多いです。

また、腹腔鏡手術の場合は傷が小さいので術後の痛みはほとんど感じないか、あったとしても少ないのですが、開腹手術の場合は術後当分痛む人が多いです。開腹すると、傷口も大きくなりますので腹腔鏡手術に比べると術後の回復は遅めです。

傷が痛むので、退院後もしばらく安静生活をするという人もたくさんいます。また、手術の傷と臓器が癒着するリスクがあるので、できれな腹腔鏡手術を受けたいものですよね。

■卵巣嚢腫、再発はある?


手術によって卵巣嚢腫を取り除き、とりあえずひと安心することでしょうが、その後心配になるのが再発はあるのかどうかということではないでしょうか。

卵巣嚢腫は、ズバリ再発はありえます。再発しやすい条件のようなものはなく、個人差によるものが大きいです(もちろん、卵巣を全摘出している場合は卵巣嚢腫の再発はありえません)。

手術後の数ヶ月で再発する人もいれば、卵巣嚢腫を忘れかけていた数年後に再発することもあります。再発するタイミングというものは誰にもわかりません。こんなものだからこそ、婦人科の定期検診がとても重要になります。

一度、卵巣嚢腫で手術を経験している以上、常に卵巣の健康には気を付けてこまめな検診を受けて、ちょっとでも身体に異常を感じたら病院を受診するということを心がけましょう。