■基礎体温とは


基礎体温とは、女性の体のリズムを把握する上で非常に大切なものです。基礎体温によって排卵や月経を予測し、妊娠したい人は排卵日でタイミングをとったり、逆に妊娠したくない人は避妊方法の一環としてみたりなど妊娠をつかさどるものとも言えます。

また、基礎体温で体のリズムを知ることによって事前に排卵期の体調不良や月経前症候群、月経痛に備えることができるので、体調管理はもちろん、体調不良を前提として予定管理などに役立てることができます。


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妊娠を希望している女性にとってはなくてはならないものでしょう。排卵は月経周期のちょうど真ん中らへんで起きます。28日周期の人の場合は月経周期14日目に排卵が起きることになります。

しかし人の体は機械のように正確ではないので微妙に排卵がずれることもあります。ちょっと寝不足が続いたり、ストレスを感じることが多かったなど、ちょっとした環境の違いで月経周期が乱れるなんてことはよくあります。

女性が妊娠可能な時間は排卵から24時間ほどととても短いので、このタイミングを逃さないようにしたいですよね。そんなときに重要なのが基礎体温です。

日ごろからしっかりと基礎体温を測って自分の排卵期のクセなどを把握することによって排卵するタイミングをある程度割り出すことができます。通常、排卵直前になると基礎体温がグッと低下して、排卵が起こると高温期に移行します。

いつ高温期に入ったかたわからないという人も多いですが、低温期との差が0.4度ほどあると高温期と言えるでしょう。そして月経が始まるまでこの高温期は続きます。

妊娠している人はそのまま高温期が続きますので、基礎体温をいつも計っている人は生理予定日を過ぎても高温期が続いていることによって妊娠に気付くということが多いです。


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■無排卵の基礎体温は高温期が続く?


通常だと、排卵があると基礎体温は上昇し高温期に移行します。これは排卵があったことによって妊娠をサポートするための黄体ホルモンが大量に分泌されるために起きる基礎体温の変化です。

しかし、無排卵の場合は、排卵がないためにこの黄体ホルモンが充分に分泌されないので高温期に移行しません。例えば、高温期の時期の体温がとても低かったり(36度台前半)、低温期と高温期の差が0.3度未満であったりなど、正常な基礎体温に比べると明らかに高温期の様子に違和感があります。

このような状態は高温期に移行しているとはとても言えません。また、高温期に移行しても極端に短い(9日以下)場合にも無排卵であることがまれにあります。

ですが、短くても基本的に高温期らしい高温期がある場合は無排卵というよりも黄体機能不全の疑いのほうが強いので見誤らないようにしましょう。このように、無排卵だと高温期に移行しないという特徴があります。

そのため、無排卵の場合は高温期が長く続くどころか、高温期はないと思っておきましょう。もし、自分で基礎体温を見て無排卵なのかどうかの判断がつかないときは、基礎体温グラフを持参して婦人科に相談にいきましょう。

その基礎体温グラフを踏まえたうえで診察をしてくれるので無排卵かどうかをすぐに調べてくれますよ。

妊娠を希望している人は、基礎体温を見て無排卵かもと思ったらできるだけ早く病院を受診して治療を行うことをおすすめします。原因によっては治療を行ってもなかなか妊娠に至れないこともあります。

女性の体には妊娠するリミットというものがあります。妊娠できなかったと後悔するのを避けるためにも、日ごろからちゃんと基礎体温をつけて、自分の体のことをよく把握しておくようにしましょう!