■排卵痛が起きるタイミング 


女性が妊娠をするために必要なのが「排卵」です。基本的に排卵は、月経周期の真ん中にあり、28日周期の人はだいたい月経周期の14日目前後に排卵があるとされています。

正確な排卵日を割り出すには基礎体温を計ることがとても大切で、それに併せて排卵検査薬などを使うとより確実になります。


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そして排卵日を含めた前後3日に排卵に伴う痛み(いわゆる「排卵痛」)があるという人もいます。これは、排卵する際などに卵巣が腫れたり刺激されることによって起こる痛みや違和感ののとで、異常なことではありません。

月経時の体調不良や下腹部の痛みである生理痛は「ある」という人がとても多く、メジャーなのでよく知られていますが、排卵痛は生理痛と違って「ある」という人が少ないのであまり知られていません。

そのため、月経周期の真ん中あたりに下腹部や卵巣近くに痛みや違和感を感じて「生理でもないのに何か変だな」と不思議に思っていた人も多いでしょう。

人によっては排卵痛のほかに排卵期に出血することがあり、これを「排卵出血」や「中間出血」などとよびます。排卵の際に卵巣の表面が排卵による刺激によってわずかにキズができて起こる出血です。

これも量が多かったりダラダラと長引かなければ異常なことではありませんので安心してください。

■排卵痛の起きるタイミングが妊娠しやすい?


先程もお話したとおり、排卵痛の起こるタイミングは排卵の起こる時期にとても近く、排卵痛の起こるタイミングに性行為を持つと妊娠する可能性はとても高いです。

卵子の寿命は、排卵からおよそ24時間以内であり、精子の寿命は女性の体内に放出されてからおよそ3日から5日程度、長くて1週間くらいです。


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排卵が起こったら24時間以内に精子と卵子が出会って受精しなければ妊娠することができません。卵子は精子よりも寿命がかなり短いので、排卵のタイミングを慎重に見極めなければいけません。

このため、排卵痛がある人はある意味で排卵のタイミングを痛みによって知ることが出来るので妊娠を希望する人にとっては排卵期のサインとしてありがたいものかもしれません。

しかし、排卵痛のあるタイミングは「排卵直前」「排卵したタイミング」「排卵した後」など人によって異なるため、自分の排卵痛のあるタイミングがどのときなのかをあらかじめ把握しておく必要があります。

排卵痛のタイミングが排卵直前ならいいですが、もし排卵日のドンピシャだったり排卵の後だったりすると、そこから性行為のタイミングをとっていたら間に合わない可能性があります。

理想としては排卵が起こる1日から2日前に性行為をして体内に精子がいる状態であることか妊娠しやすい状態もいえます。

せっかくの排卵を無駄にしないためにも、事前に自分の排卵痛があるタイミングを見極めて、基礎体温や排卵検査薬と併用して性行為のタイミングを取ると、より確実に妊娠する可能性が高くなります。

また、このタイミングでおりものの量が増えたり状態が変化(指にとって伸ばすとすごく伸びる、サラサラになるなど)が起きることもあり、これも排卵が近かったり、または排卵があったかどうかをはかる材料になります。

排卵痛に併せておりものの状態を見ておくと、より妊娠しやすいタイミングをつかみやすくなるので、排卵期にはおりものの状態を注意して確認しておきましょう。

また、逆に今は妊娠を希望しない人にとってはこの排卵期のタイミングは「危険日」に該当します。排卵痛やおりものの状態の変化など排卵期の症状が出たときはより入念に避妊をする、またはこの時期は一切の性行為を控えるなどして妊娠しないように気を付けましょう。