■子宮頸管をしばる手術とは?


妊娠している最中だと、これまで気にしたことのなかった子宮頸管の長さについて気にするようになりますよね。子宮頸管が短くなったら赤ちゃんの身に危険があるのはもちろんですが、ママも行動が制限されるたりするので大変です。

しかし、子宮頸管はどんなに行動を最小限にしていても、短くなるときはどんどん短くなっていってしまうものです。そんな子宮頸管が短くなって困っている人や、子宮頸管無力症などの自然と子宮口が開いてしまうような人には子宮頸管をしばる手術はすすめられることが良くあります。

赤ちゃんや羊水の重みで圧迫されて短くなった子宮頸管や、子宮頸管無力症で開き安くなった子宮口あたりの子宮頸管を縛って固定してしまおうという手術なのです。


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この子宮頸管をしばる手術には2種類あり、「シロッカー手術」「マクドナルド手術」というものがあります。基本的には「子宮頸管が短くならないように」「早産や流産しないように」と予防的な意味でさせる手術です。

シロッカー手術は、子宮口から2センチほどのところをしばる手術方法です。経産婦の人で、過去の妊娠のときに早産(または早産気味)だった人や、子宮頸管無力症の経験がある人などは安定期くらいになると予防的な意味合いでシロッカー手術を施させることがあります。

これはある程度子宮頸管の長さがあったらすることができます。一方、マクドナルド手術は子宮口をしばる手術方法で、こちらはすでに子宮頸管が短くなっていた場合にされる手術です。

そしてしばった糸は「お産になっても、もう大丈夫」だという時期(だいたい臨月くらい)に抜糸されます。子宮頸管をしばる手術のときは麻酔が施されますが、この抜糸のときは無麻酔ですることが多いです。

人によっては激痛や出血を伴うことがあります。痛みに弱い人や恐怖が強いという人は、あらかじめその旨を医師や助産師さんによく相談しておきましょう。

そして個人差もありますが、抜糸をした数日後にお産に繋がるという人は結構多いです。もし子宮頸管をしばる手術をするのであれば、「抜糸=出産」くらいの心づもりをしておいて、抜糸をする直前までには入院や出産準備を終わらせておくようにしましょうね。

ちなみに子宮頸管をしばる手術をするときは、だいたい5泊6日ほどの入院が必要になります。長い人だと10日くらい入院していたという人もいます。

そして気になる費用はおよそ5万円から10万円だという人が多いです。お腹の赤ちゃん以外にすでにお子さんがいるママにとってはこの入院期間は長いかもしれませんが、お腹の赤ちゃんのためなのでしっかりと入院して子宮頸管をしばってもらいましょう。


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■子宮頸管をしばる手術をしてからの過ごし方


子宮頸管をしばる手術を終えて無事退院してからは「溜まった家事をやってしまいたい」「入院中離れていたから、上の子に構ってあげたい」と考えている人も多いかもしれませんが、油断してはいけません。

子宮頸管に不安があるからこそ子宮頸管をしばる手術をしたのだということを忘れないでください。子宮頸管をしばる手術をしても、早産してしまう可能性はあります。

そこで無茶をしてしまうとその早産の可能性が余計に高くなってしまいますよ。

子宮頸管をしばる手術をしたあとは、基本的に「自宅で安静」にしておく必要があります。家事や子供のお世話がしたい人もいるでしょうが、「どの程度なら動いていいのか」ということを退院までに担当医によく聞いておくようにしましょう。

安静に過ごしていても「何だか異常を感じる」というときは、迷ったりせずにすぐにかかりつけの産婦人科を受診するようにしてくださいね!