■妊婦の花粉症に漢方小青竜湯が良い?


妊娠中はとても幸せな時期ですよね。ですが、そんな幸せな気分を害するのが春や秋特有の病気である「花粉症」ですよね。止らないくしゃみや目のかゆみ、鼻水や鼻づまりなど毎年毎期、花粉症に苦しめられている人も多いです。

これまでは耳鼻科などを受診して花粉症の薬を処方してもらっていたという人がほとんどだと思いますが、妊娠している現在はこれまでのようも薬を飲むことに抵抗はあるという人がいると思います。

そんな妊婦さんの花粉症には「漢方薬」がおすすめです。妊婦さんの花粉症でも処方してもらえる花粉症の薬はたくさんありますが、お腹の赤ちゃんのためにも薬はあんまり飲みたくないと思う妊婦さんには漢方薬を試してみることをおすすめします。

病院で処方される薬は苦手でも漢方薬ならOKなんて人も多いですよね。漢方薬は身体本来の治癒能力などを高めてくれるものです。成分も自然のものばかりなので体にとてもやさしいのです。

授乳中のママの風邪や、乳腺炎などのときにも漢方薬はよく処方されているので、ママや赤ちゃんに対して漢方薬は優しいものであることがよくわかります。

そんな漢方のなかで、妊婦さんの花粉症におすすめなのが「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」です。小青竜湯は鼻の症状の緩和に特化しています。


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鼻の周りを温めたり、体内の水分循環を良くして余分な水分を外に出して鼻の症状を和らげてくれる効能を持っているのです。花粉症以外のときでも、鼻炎や初期の風邪などでも処方されるメジャーな漢方薬です。

また、漢方薬には「眠たくなる成分」が入っていないので、働いている妊婦さんや買い物や検診などで車を運転する妊婦さんにとってはとてもありがたいものですよね。

しかし、漢方薬は「効き目がゆっくり」「効果の実感には個人差ある」などの特徴があります。効き目がゆっくりなので、「今現在、すでに花粉症を発症していて、どうしても花粉症の症状がしんどい」「今すぐに、この症状をどうにかしてほしい」という人には適さないかもしれません。

小青竜湯を飲んで花粉症の症状を緩和したいという人は、花粉症の時期が近付いてきた時点で服用を始めるのがいいでしょう。

「まだ症状が出ていないのに?」と思うかもしれませんが、漢方薬の効き目がゆっくりなのを考えたらちょっと早めに飲み始めるのがベストです(発症してからは十分な効き目を感じることは難しいかもしれません)。

また、漢方薬は効果の実感には個人差があるということを覚えておきましょう。漢方薬がバツグンに効くという人もいれば、あんまり変化を感じないという人もいます。

「花粉症にいいって聞いたのに、私にはちっとも効果がない!」とガッカリすることもあるでしょう。それは漢方薬と体の相性の問題なので仕方がないことなのです。効果を実感できない場合は別の対策を取るようにしてくださいね。

■小青竜湯を飲むときはかかりつけの産婦人科に相談すること


漢方薬は身体に良いものですが、服用しようとするときは必ずかかりつけの産婦人科の医師に相談してからにしましょう。持病がある人や妊娠の経過に問題がある人などは、漢方薬とはいえ自己判断で服用するのは危険です。

服用したいときは、きちんとかかりつけの産婦人科医に今の状態を説明し、服用しても大丈夫か、問題ないかなどをよく相談してから小青竜湯を処方してもらうなり、市販で購入するなりするようにしましょう。

また、漢方薬は他の薬と同様に副作用が現れることがあります。そのときはすぐに服用を中止して病院で相談するようにしてくだいね。

お腹の赤ちゃんのことを最優先に考えた上で、自分の花粉症の対策を考えるようにしましょう。