■妊婦の花粉症でくしゃみは胎児に悪い影響は与えない?


妊娠中に花粉症を発症するととてもツラいですよね…妊娠前から花粉症の人は「妊娠中なのに、花粉症になって大丈夫かな?」と心配になってしまうことかと思います。

花粉症を発症すること自体は妊娠に悪影響はないのですが、花粉症の症状として現れる「くしゃみ」がコワい…という人が多いのではないでしょうか。

花粉症を発症していないときは、1日のうち「くしゃみ」をする回数は数える程度なので気にしたことがないでしょうが、花粉症を発症すると逆に数えきれないくらいのくしゃみをしてしまうものです。妊婦さんのなかには「くしゃみをすると何だかお腹が痛い気がする…」「連続してくしゃみをするとちょっとお腹が張ってしまう」という人もいますよね。

実際、くしゃみによってお腹あたりの筋肉に多少の力が入るので、そういう痛みや違和感は感じてしまうのは無理もありません。大事な赤ちゃんがいるお腹にそのような刺激があると心配や不安でいっぱいになってしまうことでしょう。

ですが、お腹の赤ちゃんに良くないのはくしゃみなどによる「お腹まわりの刺激」よりも「子宮収縮」です。子宮は、ご存知のとおり赤ちゃんが産まれるまで過ごすところです。

その子宮が収縮してしまうと、その中にいる赤ちゃんが苦しい思いをしていまいます。くしゃみは「お腹まわり」を刺激はしますが、「子宮収縮」は起こさないので安心してくださいね。

ですが、子宮に全く刺激がないわけではないので、お腹の張りを感じてしまう人もいるのは事実です。くしゃみによってお腹に張りを感じたときは、張りがおさまるのでゆっくりと横になるなどして安静にするようにしてくださいね。

また、妊娠初期の人は特にくしゃみに対する不安を感じている人が多いです。妊娠初期は、妊娠期間を通してみると流産する確率が高めなのでちょっとしたことでも不安に感じてしまうものですよね。

ですが、妊娠初期での流産は、胎児側が原因(染色体異常など)で起こることがほとんどなので、ママの花粉症のくしゃみによって流産する…ということはまずありません。体に異常がない赤ちゃんはくしゃみくらいではへこたれないので安心してくださいね。


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■妊婦の花粉症のくしゃみで心配されること


ここまでで、くしゃみがお腹の赤ちゃんに悪影響がないことをお分かりいただけたことかと思います。

ですが、妊婦さんのくしゃみは他にも心配なポイントがあり、「尿漏れ」を誘発していまうおそれがあるのです。妊娠すると赤ちゃんの成長に合わせて子宮がどんどん大きくなっていきます。

そのため、子宮のまわりの臓器は大きくなっていく子宮に押されて圧迫されることになります。子宮の近くにある膀胱も例外ではなく、妊娠してから頻尿になったという人や尿漏れに悩まされている人も多いでしょう。

そんな状態でくしゃみを繰り返していると尿漏れのリスクも高くなります。特に妊娠後期のお腹が大きい妊婦さんは注意が必要です。

この時期の妊婦さんの膀胱は、育ちに育ったお腹の赤ちゃんにかなり圧迫される状態なので、くしゃみ以外のちょっとした刺激でも尿漏れをしてしまうという人も多いです。花粉症になってくしゃみが止らない…なんてことになると尿漏れのリスクや頻度はかなり高くなります。

尿漏れすることが赤ちゃんに何か影響があるというわけではありませんが、ママにとっては恥ずかしいしとても不快なものですよね。花粉症を持ってる人や今期から花粉症になったという妊婦さんは、マスクや花粉症の薬のほかにも、女性用の尿取りパッドなども一緒に用意しておくといいですよ。