■妊娠糖尿病の産後で血糖値落ち着く時期


妊娠糖尿病とは妊娠中特有の病気です。妊娠自体が原因で血糖値に異常が出て糖尿病の状態になる病気のことなのです。

医師から明確に「妊娠糖尿病です」と明言される人以外にも「隠れ妊娠糖尿病」「妊娠糖尿病予備軍」と呼ばれる人も多く、妊婦さんでは決して珍しい病気はないのです。

妊娠糖尿病は妊娠そのものが原因となる病気なので、出産して妊娠状態が終了すれば自然治癒するのが一般的です(胎盤性ホルモンがインスリンを抑えることによって糖尿病状態になるので、胎児とともに胎盤が外に排出されることによって終了します)。


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ですが、軽視できる病気ではないので出産後しばらくは経過観察が必要なものなのです。

こんな妊娠糖尿病ですが、出産後いつぐらいに血糖値が落ち着くのか気になりますよね。妊娠糖尿病の人が産後に血糖値が下がるタイミングには個人差があり、出産してすぐにという人もいればそうでない人もいます。

妊娠糖尿病だった人の血糖値が下がったタイミングの平均を見ると半年から1年ほどだという人が多いようです。出産直後に血糖値が落ち着くのが安心できますが、みんながみんなそういう感じではないようなので、出産直後の血糖値が高くてもそこまで不安にならないくても大丈夫ですよ。

退院後は、1ヶ月から2ヶ月後に血糖値の検査を行うことが多いです。そこで数値が改善されて安定していたらひと安心です。

また、妊娠糖尿病になった人は妊娠状態が終了したら妊娠糖尿病が治るのが基本ですが、なかにはそのまま「本当の糖尿病」へ移行してしまう人もいます。

妊娠中だけだと思って、「出産までのガマン…!」と頑張ってきた人にとっては、とても残酷な展開ですよね…

妊娠糖尿病からそのまま本当の糖尿病へ移行する人の傾向としては、食事管理だけでは血糖値のコントロールが出来ずにインスリンを投与していたような重ための妊娠糖尿病だった人、極度の肥満の人、家系に糖尿病患者がいるといってような自分の努力ではどうしようもないような人などが多いようです。

妊娠糖尿病でも、家系に糖尿病患者がいない人や肥満体質ではない人は不安になりすぎたりはせずに、とにかく母子ともに安全に出産が出来ることだけに専念してきましょうね。


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■妊娠糖尿病にならないように気を付けるにはどうしたらいい?


妊娠糖尿病にはならないに越したことはなく、ならないためにはとにかく体重管理や食事内容には気を付けるようにしましょう。

麺類やパン類はとてもお手軽で美味しいのでついつい食べ過ぎてしまうものですが、炭水化物は血糖値を上げてしまうものなので気をつけてくださいね。

そして食事内容は栄養はもちろん、摂取カロリーをよく考えるようにしてください。また、濃い味が好きな人もいることでしょうが、濃い味はどうしても塩分や糖分がたくさん含まれてしまうものです。

今後の健康や、これから産まれてくる子供のためだと思って、味付けも薄めにするように心がけるようにしてましょう。

また、程よい運動も血糖値の安定やコントロールのいいです。気分転換にもなるので、ウォーキング程度の運動を日常に取り入れてみるのもいいでしょう。

妊娠前は糖尿病とは無縁そうに見えるスレンダーな人や家系に糖尿病患者がいない人でも妊娠糖尿病にならないとは言い切れません。妊娠中は誰だってなってしまう可能性があるのが妊娠糖尿病なのです。

これまで太った経験のない人でも、妊娠というこれまでしたことのない経験によって急激に太って妊娠糖尿病になってしまうことだってあります。

「自分は大丈夫」などと高をくくらず、医師から妊娠糖尿病の疑いが示されたら医師の指示に従うようにしてくださいね。