■妊娠糖尿病の診断基準の血糖値は?


妊娠中期以降、特に妊娠後期になると心配になるのが妊婦であるママの体の様子ですよね。色々ありますが、なかでも「妊娠糖尿病」には気を付けておきたいところです。

妊娠糖尿病とが妊娠中特有のもので、妊娠中にのみなる糖尿病です。インスリンを抑制しようと胎盤性ホルモンが分泌されることが原因になっているので、基本的には出産をして妊娠が終了すれば妊娠糖尿病は自然治癒します(人によっては継続してしまうこともあるので、医師による経過観察は必要です)。

そんな妊娠糖尿病ですが、妊娠糖尿病であるという判断基準は血糖値で行われます。妊婦検診の際に血液検査をしますが、その際に血糖値を測っているのです。


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妊婦さんであれば、血糖値が70dlから100dl以下であれば問題なしとされています。

そして100dlから199dlは高血糖と判断され、それを超える200dl以上だと「妊娠糖尿病」だと確定されます。妊娠糖尿病の血糖値は、なんの問題のない妊婦さんに比べると2倍の血糖値になります。

そして産婦人科医に血糖値が高いと判断された妊婦さんは「75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)」「空腹時血糖検査」などの再検査をすることになります。

「75gOGTT」という検査は、検査当日の朝まで10時間以上絶食して空腹の状態にした上で血糖値を測定します。そして75gのブドウ糖を飲み、その後1時間、2時間後に採血して血糖値を測定(空腹時、ブドウ糖摂取1時間後、2時間後の3回)するというものです。

こうしてブドウ糖摂取後の血糖値を小刻みに見ていって、時間が経っても血糖値が高いままだと妊娠糖尿病の黄色信号(または赤信号)になります。

ちなみに、空腹時の検査で血糖値が100dl以上、1時間後の検査で180dl以上、2時間後の検査で150dl以上と2つ以上判断された場合は妊娠糖尿病と診断されることになります。


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■血糖値を下げるためにがどうしたらいいのか


妊娠糖尿病1歩手前、または妊娠糖尿病だと判定されてしまった人はショックが大きいことかと思います。

ですが、無事に赤ちゃんを出産するまでは妊娠糖尿病を悪化させてないようにうまく付き合っていく必要があります。そのためには、「食事内容の改善」「生活の見直し」をしっかりと行うようにしましょう。

「食事内容の改善」は妊娠糖尿病の妊婦さんには何よりも大切で、真っ先に指導されるものです。糖質の多い食事をしていないか、必要以上に食べ過ぎてはいないか、栄養バランスはとれているかなど多方面から気を付けないといけません。

パンや麺類はとても美味しいので大好きだという人も多いでしょうが、糖質をたくさん含んでいるので控えるようにしましょうね。

また、生活の見直しをするようにしましょう。特に運動不足などには気を付けてください。妊娠中はすぐに疲れてしまったり、身体が思うように動かないのでついつい運動不足になってしまうものです。

しかし、運動は血糖値のコントロールにとてもいいので日常生活に是非運動を取り入れるようにしてください。もちろん妊婦なので激しい運動はする必要はありません。

まだお仕事をしている人であれば、自宅から会社まで、もしくは1駅歩いてみるなどしたりするのもいいでしょう。ほかには、マタニティヨガやマタニティスイミングなど妊婦さん向けの体を動かす教室に行ってみるものいいでしょう。

「レッスン系はちょっと…」という人は、近所を30分くらい軽く散歩するだけでもかなり違いますよ。食事を改善して、生活に適度な運動を取り込むことによって上手に血糖値を下げるようにしましょうね。