妊娠を希望している人にとって、排卵日から着床の時期までのあいだはいつも以上に自分の体調の変化に敏感になってしまいますよね。着床をすることによって生じることがある「着床出血」の有無のほかにも、基礎体温の変動や妊娠の症状のようなものがないかなど気になって仕方がないものです。

一般的に、排卵日にタイミングをとって精子と卵子が無事に出会って受精卵となってもすぐに「妊娠が成立した」ということにがなりません。


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受精卵は、1週間から10日ほどをかけて細胞分裂を繰り返しながらゆっくりと子宮へと移動していきます。そして細胞分裂を終えて胚盤胞となった受精卵が子宮内膜に潜り込んで根付くことによって「着床=妊娠成立」となるのです。この流れを見ても、着床するまでには排卵日から最低でも1週間はかかります。

そして先ほども触れましたが、受精卵が子宮内膜に着床しようとするときに、子宮内膜をわずかに傷つけて出血してしまう「着床出血」というものがあります。これも、排卵日から1週間から10日後あたりに人によっては見られる妊娠超初期の症状です。

また、妊活で日ごろから基礎体温をつけている人は基礎体温の変動も気になりますよね。着床していた場合は基礎体温は下がることがなく、高温期をキープし続けます。

なかには、着床をきかっけにもう一段階基礎体温が上がる人もいます。着床して妊娠が成立したので、女性ホルモンであるプロゲステロンが妊娠をサポートするために分泌されるつづけるので基礎体温は高いままになるのです。

しかし、なかには着床のタイミングで基礎体温が下がってしまうという人もいます。この基礎体温の低下を「インプランテーションディップ」といいます。突然の基礎体温の低下に不安になったり、今期の妊娠を早々に諦めてしまったりする人もいるでしょうが、着床には何の問題もありません。

原因は明らかになってはいませんが、基礎体温は低下してもちゃんと着床は出来ているのです。着床できていれば一時的に下がった基礎体温もちゃんと高温期の基礎体温に戻ってくるので安心してください。

普段から基礎体温が安定している人は、このインプラントテーションディップがあったら「いつもの基礎体温を様子が違う」ということにすぐに気付くことができるでしょう。

このように、着床時期の基礎体温はもう一段階体温が上がる人もいればいきなり下がる人もいるなどの個人差があり、人それそれです。


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また、着床出血や基礎体温以外では「着床痛を感じる」などの症状もあります。着床痛とは、名前のとおり着床する際の刺激によって感じる痛みのことです。着床の時期に下腹部にチクチクとした痛みを感じたり、腰にズーンとした重たさを感じるなど、着床痛の感じ方も人によって様々です。

また、着床痛を感じないという人も多い(むしろ、感じないという人のほうが多い)ので、着床時期に痛みを感じなかったからといっても不安に感じることはありませんよ。

そして早い人だと着床出血の時期で身体のだるさや気持ち悪さなどのつわりのような症状を訴える人もいます。ほかには、妊娠によるホルモンバランスの変化によって腸の働きが悪くなり下痢気味になったり、胎児の成長に備えて子宮が大きくいはじめているなどの理由から腸が圧迫されて便秘になったりする人も多いです。

これまでお腹の調子を崩すことが少なかった人でも、妊娠中だけは便秘または下痢気味だったという人も結構いるのです。また、ホルモンバランスの変化は心にも変化を起こすことがあり、やたら気分が沈んだりイライラしてしまうこともあります。

着床時期にイライラしていると「生理が近いからかな?」と生理前の症状と勘違いされてしまうことが多いですが、妊娠超初期症状の1つでもあるので覚えておくといいですよ。