着床出血とは、奇跡的に精子と卵子が出会ったことで出来た受精卵が、無事に子宮にたどり着き子宮内膜に着床しようとしたときに生じる出血のことを言います。

着床の際に子宮内膜をわずかに傷つけてしまい、そのときに生じた出血が外に排出されて「着床出血」とされているのです。着床出血は、誰にでもあるわけではなく、むしろ着床出血があるという人の方が少ないと言われています。

その割合は妊婦さんが100人いたとしたらにそのうち2、3人ほどで「無事に妊娠はできたけど着床出血はなかった…」という人の方が多いのです。


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着床出血は「そういうものがある」ということは知られるようになってきましたが、着床出血の期間や時期など、「どんなものであるか」ということはあまり知られてない部分があります。

着床出血は、排卵日の1週間から10日後くらいに起こることがある出血です。排卵日にタイミングを取り、それによって出来た受精卵が子宮に到達するのがだいたいそれくらいなのです。

なかには、タイミングを取ったら即座に「受精卵=妊娠」と考える人もいますが、それは間違いです。受精卵はゆっくりを時間をかけて細胞分裂をしながら着床するために子宮へと向かうのです。

一般的に、着床出血の期間は1日から2日くらいと言われています。ですが、着床出血には個人差があるので「絶対1日くらい」「2日続かなかったら着床出血ではない」ということは言い切れません。

トイレに行ったときに1回だけティッシュに軽く出血が着く、ナプキンにちょっと血がついて半日程度で出血がおさまった程度という人もいたら、1週間くらいダラダラと微量ながらも出血が続く人もいます。

最初は出血の時期的に「今回はかなり早く生理が来たな…」と思う人も多いのですが、いつもの生理より出血している期間が短く、経血の量も少なく、早い人だと同時期につわりのような症状も現れることもあり、いつもと様子が違うのですぐに「なんだかいつもの生理を様子が違うようだ」ということに気が付きます。

ですが、着床出血というものがあるということを知らなかったら「今回の生理、おかしいな…」と思って過ごしてしまうことでしょう。無事に妊娠した多くの人は「今思うと、あれが着床出血だったのか」と後になってから気付くことが多いのです。

もし、生理でも着床出血でもないような出血が続いたり、激しい痛みなどが伴ったりした場合は、何らかの病気が潜んでいる恐れがあります。


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「何だかおかしいな」と感じたら自分の判断で痛み止めの薬を飲んでごまかしたり、放置したりせず、必ず病院を受診するようにしましょう。まずは身体の異常を治してから、妊活をするようにしましょうね。

■着床出血で流産はしない?


出血と聞くと「お腹の赤ちゃんは大丈夫なんだろうか」「流産の前兆なのでは」と不安に思う人もいることでしょう。着床出血は、着床したときに生じるものなので流産の前兆ではありません。着床出血が流産に繋がるということはまずないと思ってもいいでしょう。

しかし、着床出血は問題ないとしても流産の大半が妊娠初期に起こるのは事実です。しかも、胎児側に原因があるものがほとんどで、母体には原因がなく手を尽くしても食い止めることができません。

生理でもないときに出血をすると、女性だったら誰でも不安になるものですよね。でも必ずしも悪いことの前触れであるとは限らないので、気にしすぎないようにしてください。

でも、あまりにもふな場合や「なんだかおかしい」と勘に引っ掛かる場合は早めに病院を受診するようにしてくださいね。