■プレマリンとヒスロンの効力



プレマリンとは、エストロゲンという女性ホルモンの1つである卵胞ホルモンを補うための製剤です。


エストロゲンが不足すると冷えや頭痛、生理不順など女性にとってとても辛い症状が多数現れます。また、不妊に繋がることもあるのでプレマリンを服用することによって妊娠しやすい体作りをする方もいます。


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プレマリンを服用してから生理不順などの症状がかいぜんされたという方は3割以上おり、とても信頼のおけるお薬です。

また、服用を続けることによって骨粗しょう症の予防にもなると言われています。

そしてヒスロンとは、プロゲステロンという女性ホルモンの分泌を補充するお薬です。他にはデュファストンが同じような働きをします。


プロゲステロンとは排卵後から次回の生理前まで分泌される黄体ホルモンで、乳腺を発達させたり、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くしたり基礎体温の高温期をキープしたりと妊娠をサポートするホルモンです。


また、切迫流産・早産の防止や不育症の方へ処方されることがあります。


■プレマリンとヒスロンの併用は大丈夫?



先程もお話ししたように、プレマリンもヒスロンも、女性が妊娠しやすい体作りを助けてくれる働きがあるお薬です。プレマリンはエストロゲン(卵胞ホルモン)、ヒスロンはプロゲステロン(黄体ホルモン)、それぞれ大切な女性ホルモンを補充して体のリズムを整える役割を果たしてくれます。


また、プレマリンで卵胞を充分に育てて成熟させ質のいい卵子を作り、その後排卵して無事受精した場合に、ヒスロンによって高温期をキープしたり子宮内膜を厚くしたりと妊娠しやすい体にして着床の可能性を高めることが出来ます。


他には生理不順の方などにもよくこの2つが処方されます。プレマリンとヒスロンを繰り返して服用することによって、乱れた生理周期を本来の正しい生理周期に戻すことが期待できます。


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このようにこの2つを併用するのは一般的な処方と言えるでしょう。


■プレマリンとヒスロンは更年期障害の治療になる?



更年期とは卵巣機能が低下し、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌が減少し、生涯で生理が終了する閉経の前の期間の事を言います。女性が閉経を迎える年齢はだいたい50歳前後で、40代後半あたりからがこの更年期を迎えます。


そしてこの更年期で体の変化があることを更年期障害と呼びます。


女性ホルモンのバランスが崩れることに自律神経が乱れ、肉体的・精神的に不調を訴えることが多いです。

よくある肉体的な症状は、体がだるい、火照る、不眠、目眩、頭痛、集中力の低下、脈が早い、動悸がする、汗をやたらかくなどです。

精神的な症状はイライラ、日常でボーッとする、うつっぽくなるなどがあります。肉体的な不調に引っ張られて精神的な不調に繋がることも多いです。


これら不快症状に悩まされて実際にうつ病になってしまう方もいる更年期障害ですが、これらの治療にプレマリンとヒスロンは有効に作用します。


女性ホルモンのバランスが崩れることによって更年期障害が引き起こされるので、そのエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンを上手に補ってあげることによって肉体的・精神的な不快を緩和して穏やかな更年期を過ごすことが出来ます。


また、更年期障害は誰にでも顕著に現れるわけではなく、若い頃の過度のダイエットや不規則な生活などの不摂生が大きく影響することがあります。

それら以外にも個人差が大きいですが、もし更年期障害の症状が出て生活に支障がある場合には婦人科を受診して指示を仰ぐようにしましょう。