■ルトラールの服用と生理の関係



ルトラールは女性ホルモンの1つであるプロゲステロンの分泌を補佐する黄体ホルモン剤です。プロゲステロンは排卵後や妊娠中に分泌されるホルモンで、これによって妊娠する力を高めたり妊娠の継続を助けたりします。


そしてこのルトラールを服用することによってプロゲステロンを補充して子宮内膜を厚くしたり、高温期を維持して受精卵の着床・妊娠を助けようとします。


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ルトラールは基本的には排卵後に服用するもので、服用している間は妊娠しやすい体作りをするため、子宮内膜を厚くすると同時に剥がれ落ちにくくしようとするため生理はきません(生理は妊娠が成立しなかった場合に子宮内膜が剥がれおち、排出されたもの)。


まれに、ルトラールによってプロゲステロンの働きが充分に発揮され子宮内膜が分厚くなりすぎて、自然と剥がれ落ちて体外に排出されることがあります。

これはルトラールを服用したことによる副作用(不正出血)ですが、それ以外に症状がなく、量が多かったりや期間が長かったりしなければ特に心配するものではありません。もしどうしても心配な場合は医師に相談するといいでしょう。


また、ルトラールを服用する前か同時くらいに生理が来ていたり、ルトラールの効力があまりなかったなどの原因も考えられます。後者の場合は医師に相談して薬を変えるか、量を増やすかなど対処しましょう。


■ルトラールで生理が遅れる理由は?



ルトラールを服用することによって、服用中は妊娠しやすい体になっています。


また、生理不順の方はルトラールによって生理周期を人工的にコントロールすることができて、継続して服用することで生理周期を整えて排卵の力を高めたり規則正しく排卵することが出来るようになります。


これによって自分の体のリズムを把握できるようになり生理前の体調不良を予測できたり、使い方によっては避妊にも一役買うので女性にとっては大変ありがたいお薬です。


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一般的には排卵のあった後の数日以内に服用を開始し、1日1錠から3錠を1週間から10日を目処に続けて飲みます。そして周期分を飲み終えると妊娠していない場合は生理が来ます。


しかし服用を終えて直ぐに生理がくるわけではなく、個人差もありますが3日か4日ほどタイムラグがあることが多いです。人によっては1週間から10日ほど遅れるという方もいます。

この範囲の生理の遅れであれば許容範囲内ですが、これはルトラールが妊娠しやすい体作りのために高温期をキープしようとする働きがあり、服用をやめても数日は体に効力が留まるせいにあります。


それによっていつもの生理周期より生理が遅れているなと感じる方もいるでしょう。そしてルトラールによって生理が遅れることがあっても、なくなったりすることはありませんので安心しましょう。


しかし、もしそれ以上に大幅に生理が遅れたり、生理がこないとなれば別の病気や問題が発生しているか妊娠している可能性があるので、速やかに医師に相談するようにしましょう。


■ルトラールの副作用



生理の遅れや子宮内膜の充血による不正出血など以外にも、ルトラールを服用していると様々な副作用を訴える方がいます。

基本的にはルトラールは副作用が少なく、あったとしても軽微なものが多いですが、主な副作用としては体のだるさやほてり、眠気、下腹部痛、乳房の張りなどがあります。ルトラールを服用していなくても排卵期や生理前になると同じような症状を感じる方もいると思います。


どれも心配のないものですが、薬を飲んでいる以上心配になりますよね。服用から数ヶ月もすれば体が慣れて症状が緩和することもあります。